2013年9月24日、中國江蘇網(wǎng)によると、中國江蘇省徐州市の賈汪區(qū)工商局が先ごろ、ある加工會社で大量の“人工フカヒレ”を押収した。これらの“人工フカヒレ”の製造には、食品加工に用いることが禁止されている工業(yè)原料が使用されていた。

問題の“人工フカヒレ”が見つかったのは、徐州市大呉村の民富養(yǎng)豚場。賈汪區(qū)工商局はトラックに積まれた総重量7トン余りに及ぶ“人工フカヒレ”を発見した。場內(nèi)には製造に必要な原料と設(shè)備が並んでいた。中には「食品?飼料への使用禁止」と明記された工業(yè)用の水酸化ナトリウムなどもあった。

報告を受けた賈汪區(qū)公安局は検査を行い、設(shè)備や物証を差し押さえた。容疑者は有毒有害食品を製造したとして、すでに拘留されている。関係者によると、彼らが製造した“人工フカヒレ”は周辺地域や都心の市場などに卸され、高級ホテルを中心によく売れていたという。（翻訳?編集/北田）