2020年1月13日、韓國KBSワールドラジオの中國語版サイトは、「中國人観光客13萬人、春節(jié)期間に來韓へ」とする記事を掲載し、次のように伝えている。

中國最大の祝日、春節(jié)（舊正月）の連休（今年は1月24～30日）が迫る中、韓國観光公社は、航空チケットの予約狀況などを分析し、中國から観光客13萬人が同期間に韓國を訪れると予測している。

これは、中國政府が、高高度防衛(wèi)ミサイル（THAAD）の在韓米軍配備への報(bào)復(fù)として韓國への団體旅行を規(guī)制してから最初に迎えた2018年の春節(jié)に比べて49％増の規(guī)模だ。

中國ネット検索大手、百度（バイドゥ）の調(diào)査によると、ソウルは、バンコクと東京に続いて、中國人の人気の海外旅行先で3位となっている。

昨年韓國を訪れた中國人観光客は、一昨年より25％増え、600萬人を超えた。個(gè)人手配旅行者はすでにTHAAD以前の狀態(tài)に回復(fù)しているが、オンラインでの団體旅行の販売やクルーズ船、チャーター便は現(xiàn)在も、中國側(cè)の規(guī)制の影響を受けている。

3～4月ごろと予想されている習(xí)近平（シー?ジンピン）國家主席の訪韓が転機(jī)になると思われる。中國が韓國に対する制裁解除を公式に発表することは考えられず、オンラインで販売が行われれば、団體旅行が許可されたものとみることができる。中國ではこの時(shí)期が迫っているとの見方がある。（翻訳?編集/柳川）