2020年5月27日、韓國?國民日報(bào)は、寄付金の不正流用疑惑が取り沙汰されている元慰安婦支援団體「正義記憶連帯」（正義連）の今年の寄付金使用計(jì)畫について報(bào)じた。寄付金全體のうち、元慰安婦の支援事業(yè)費(fèi)が占める割合はわずか2．6％であることが分かり、記事は、「被害者が疎外されているという指摘が出ている」と伝えている。

記事によると、正義連は「2月17日から今年末までに20億ウォン（約1億7000萬円）の寄付金を募る」とする計(jì)畫書を、同國の行政機(jī)関?行政安全部に提出。寄付金を募る目的は「（元慰安婦の）人権、名譽(yù)回復(fù)事業(yè)のため」としたという。

しかし、併せて提出した寄付金の使用計(jì)畫書では、元慰安婦の支援事業(yè)費(fèi)は5000萬ウォン（約430萬円）ほどとなっており、これは活動(dòng)費(fèi)1億1000萬ウォン（約940萬円）を除いた総事業(yè)費(fèi)18億9000萬ウォン（約1億6000萬円）のわずか2．6％だという。一方、対外協(xié)力事業(yè)費(fèi)の支出予定額は12億9000萬ウォン（約1億1000萬円）を計(jì)上した。

正義連をめぐっては、これまで活動(dòng)を共にしてきた元慰安婦の李容洙（イ?ヨンス）さんが、同団體の寄付金不正流用を指摘。今月2回にわたって記者會(huì)見を開き、「寄付金が私たちのために使われていない」「（正義連に）30年間も利用され、だまされてきた」などと主張している。

これに、韓國のネットユーザーからは、「正義連は（元慰安婦を）利用している」「（元慰安婦は）こんな団體と関係を絶った方がいい」「運(yùn)営の仕方がめちゃくちゃだ」「こんな団體は解散すべき」などと、正義連に対して批判の聲が多く上がっている。

その他、「寄付金がこのような使われ方をすると知っていたら、寄付しなかった」「もう寄付をするのをやめることにした」「これほど問題が大きなっているのに、文在寅（ムン?ジェイン）大統(tǒng)領(lǐng)はなぜ黙っているの？」などといったコメントも寄せられている。（翻訳?編集/関）