2020年3月3日、韓國?ソウル新聞は、元慰安婦の1人で、同國の大邱地域に住んでいた李（イ）さんが2日、死去したと伝えた。91歳だった。慰安婦問題の解決のために活動する市民団體「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯」が3日、明らかにしたという。

記事によると、昨年だけでも5人の元慰安婦が死去したという。今年に入ってからは、李さんのほか、1月には南東部、慶尚南道（キョンサンナムド）の昌原（チャンウォン）地域に住んでいた元慰安婦が死亡。記事は「日本政府の公式謝罪や賠償など、法的責(zé)任（の履行）を待つ中で目を閉じた」と伝えている。李さんの死去により、元慰安婦の生存者は18人となったという。

これに、韓國のネットユーザーからは、「日本政府はしっかり謝罪せよ」「日本政府は元慰安婦の求めに応じず、亡くなる時まで沈黙を保っている。もどかしい」「韓國政府は政治的に利用して放置しているだけ」「結(jié)局は反日感情をあおる政治ショーに利用されたということだな」「文在寅（ムン?ジェイン）大統(tǒng)領(lǐng)はこれまで（問題解決のために）努力してきたの？」「平行線のままだ。文大統(tǒng)領(lǐng)の任期中には解決しないだろう」などといった聲が上がっている。

また、「なぜ過去から抜け出せないのか。國民は現(xiàn)在を生き、未來に進んでいる」「私が代わって真実を追求し続けていく。痛みを感じない場所で安らかに眠ってほしい」などといったコメントも寄せられている。（翻訳?編集/関）