2020年4月9日、韓國メディア?ソウル経済によると、「ハリス駐韓米國大使が今年11月に辭任する意向を表明した」との報(bào)道が韓國で注目を集めている。

記事によると、米ロイター通信は「ハリス大使が『トランプ大統(tǒng)領(lǐng)の再選の可否に関係なく11月の米大統(tǒng)領(lǐng)選挙以降は韓國に滯在するつもりはない』と述べた」と伝えた。突然の辭任計(jì)畫に対する具體的な理由は明かされなかったという。

これについて記事は「韓國國民からの反感にプレッシャーを感じていたとの見方が出ている」とし、「ハリス大使は北朝鮮との非核化交渉や日韓GSOMIAなど米韓間に政治的問題が浮上するたびに、駐在國の大使としては異例の政治的発言をして物議を醸してきた」と説明している。ハリス大使が日本人の母親を持つことから、ハリス大使に対する「口ひげが（朝鮮半島統(tǒng)治時(shí)代の）日本人総督のようだ」などの人種差別的発言も相次いでいたという。

また、ハリス大使が11月に辭任する場合は、承認(rèn)が難しいことで有名な米上院外交委員會の聴聞會を通過する必要があるため、駐韓米國大使のいない空白期間の長期化を懸念する聲も出ているという。韓東大のパク?ウォンゴン教授は「ハリス大使に対する韓國內(nèi)の世論が非常に悪いため、大使の交代も米韓関係を強(qiáng)化する1つの方法だ」としつつも「米大統(tǒng)領(lǐng)選挙期間と新型コロナウイルス感染事態(tài)により新たな大使の任命が遅れる可能性が高い」と指摘。峨山政策研究院のチャ?ドゥヒョン研究員は「米國大使の主要業(yè)務(wù)は韓國の高官と會い、重要な情報(bào)を収集すること」とし、「大使代理が會うことのできる韓國の高官は限られているため、米韓間の意思疎通に支障が出る可能性がある」と懸念を示したという。

これを受け、韓國のネットユーザーからは「よかった。韓國に親日大使は必要ない」とハリス大使の辭任計(jì)畫を歓迎する聲が上がっている。また「彼は內(nèi)政干渉がひどかった。外交官の役割を全く分かっていない」「米國大使というより日本のスパイのようだった」などハリス大使への批判の聲も。

その他、米政府に対しても「韓國への配慮が足りない。だから日本の血が入った人を駐韓大使に任命できたんだ」「日系米國人を歓迎する人なんていない。韓國系米國人を大使にするのが米國の國益のためにもいいのでは？」などの聲が上がっている。（翻訳?編集/堂本）