昨年11月に香港理工大學(xué)に立てこもったデモ隊の脫出を手助けしたことを理由に逮捕され、條件付きで保釈されていた香港人男性が日本へ出國する直前に空港で再逮捕された。香港メディア?頭條日報が6日付で報じた。

記事によると、豪州の大學(xué)に留學(xué)中の24歳の梁嘉淇さんは、6日午前1時25分の飛行機(jī)で日本へ向かい、大阪大學(xué)で交流を行う予定だった。しかし、5日午後11時55分に空港の出発ロビーに到著し、出國手続きをしようとしたところ、出入國管理職員に「保釈條件に違反している」と指摘された。梁さんは當(dāng)時、保釈保証書を攜帯していなかったため、後に到著した警察にその場で身柄を拘束された。

記事によると、この件は6日に九龍城裁判法院で審議された。擔(dān)當(dāng)した厳舜儀裁判官は、「被告は6日0時以降のみ出國が許可されていた」「警察側(cè)にはその場で逮捕する責(zé)任があり、情狀を酌量する余地はなかった」などとしたほか、梁さんに萬一に備えて保釈保証書を攜帯するよう助言したという。また、梁さんは引き続き以前と同様の條件での保釈が認(rèn)められた。

頭條日報の過去の報道によると、昨年11月にデモ隊が立てこもった香港理工大學(xué)を警察が包囲した際、デモ隊の脫出を手助けしようとした人のうち、梁さんを含む60人が暴動罪で逮捕された。保釈金の支払いやパスポートの提出などを條件に保釈が認(rèn)められた逮捕者らは、香港外部への移動や夜間の行動が制限されたが、梁さんは豪州留學(xué)などを理由に一定期間香港から離れることが許されていたという。（翻訳?編集/巖谷）