2013年9月25日、不動(dòng)産開発大手企業(yè)の會(huì)長(zhǎng)で、業(yè)界のオピニオンリーダーとして注目されている任志強(qiáng)（レン?ジーチアン）氏は2年の歳月をかけて書き上げた自伝「野心優(yōu)雅―任志強(qiáng)回顧録」の出版記念パーティーを北京市で開催した。同日、大手不動(dòng)産グループ會(huì)長(zhǎng)の潘石屹（パン?シーイー）氏や不動(dòng)産販売會(huì)社の販売責(zé)任者の劉春（リウ?チュン）氏、IT企業(yè)総裁の王利芬（ワン?リーフェン）氏、著名評(píng)論家の張頤武（ジャン?イーウー）氏など、數(shù)多くの実業(yè)家や文化?文蕓界の関係者が出席した。同自伝は、任志強(qiáng)氏のビッグマウスぶりが十二分に発揮されているのと同時(shí)に、兎の皮を販売する小売業(yè)者から不動(dòng)産業(yè)界の大物になるまでの自らの経歴を愛情や家族愛、友情などを絡(luò)ませながら描いている。同書は今月中に全國(guó)で販売される予定だ。重慶晩報(bào)が伝えた。

■回顧録を執(zhí)筆したのは、自身への批判に対して弁明したかったから

2011年に任志強(qiáng)氏が微博（ウェイボー?ミニブログ）に、「回顧録を書くつもり」と投稿した際、多くの人々はエイプリルフールの冗談かと思っていた。それから2年の歳月を経て、約60萬字の回顧録が本當(dāng)に出版されることになった。任志強(qiáng)氏は、「2011年8月から今年の上半期まで、いつでも紙とペンを肌身離さず持ち、時(shí)間があるときはいつでも本の原稿を執(zhí)筆していた」と語(yǔ)る。また、回顧録を執(zhí)筆した理由については、「回顧録を通して、社會(huì)で取りざたされているさまざまな批判について説明したかった」と率直に述べた。

■夫として給料のすべては妻に渡す

任志強(qiáng)氏は本に収録されているインタビューで、夫や父親としての一面も吐露している。任志強(qiáng)氏はこれまで2度の結(jié)婚を経験している。1度目の結(jié)婚は父母が決めたもので、結(jié)婚して間もなく離婚。2度目の結(jié)婚では、今でも幸せな家庭を築いている。任志強(qiáng)氏は、「銀行カードを持ったその日から給料はすべて妻に渡している」として、「いくらあるのか？いくら使ったのか？これまで妻に聞いたことはない。これによって妻に信頼という空間を與えることができる。実際、一度に數(shù)十萬元（約數(shù)百萬円）渡しても、妻はもったいなくて使おうとしない」と語(yǔ)る。任志強(qiáng)氏は今でも重要な日には妻に花を贈(zèng)っているという。また、娘については、「父親の心の中では娘は永遠(yuǎn)に大切な存在」と綴っている。ある時(shí)、臺(tái)灣の人気歌手、ジェイ?チョウ（周傑倫）のコンサートチケットを買いそびれた娘のために、任志強(qiáng)氏が友達(dá)に頼んでチケットを手に入れようとしたことがある。しかし、この件は微博で大きな議論を引き起こした。

■任志強(qiáng)氏の若者へのアドバイス「すぐに大金を稼ごうと思わないこと」

現(xiàn)在の若者の起業(yè)熱について話が及ぶと、任志強(qiáng)氏は、現(xiàn)在の起業(yè)のチャンスは以前より多く、法律も以前より整っているにもかかわらず、若者は容易に失敗すると指摘し、「なぜなら若者はあまりにも早急に成功したいと考えているからだ」と語(yǔ)った。さらに、「例えば住宅地への野菜配送は前途有望なビジネスで、若者が起業(yè)するのにも向いている。しかし、北京市ではほとんどの人がやっていない。我々が若い頃はアイスキャンデーや油條（小麥粉を練ってあげた揚(yáng)げパン）などを販売して少しづつお金を稼いだ。しかし、今の若者はそうではなく、生活の基礎(chǔ)があまりにも裕福で、食べるものに困ったことがないので、投資やITなどすぐに儲(chǔ)けられる事業(yè)で起業(yè)しようとする」と語(yǔ)った。（提供/人民網(wǎng)日本語(yǔ)版?翻訳/MZ?編集/武藤）