Record China 2020年1月9日(木) 15時0分
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9日、21世紀経済報道は、ウクライナ航空機がイランのテヘラン付近で墜落した事故について、中國のベテラン機長が事故原因について考察したことを報じた。寫真はテヘラン?ホメイニ空港。
中國メディアの21世紀経済報道は9日、ウクライナ航空機がイランの首都テヘラン付近で墜落した事故について、中國のベテラン機長の考察を報じた。
ウクライナ航空の752便(ボーイング737型機)は8日にテヘラン空港から離陸して間もなく墜落し、176人が死亡した。これについて記事は「米國と対立しているさなかのイランで発生した墜落事故に、中國のベテラン機長?陳建國(チェン?ジエングオ)氏が考え得る4つの大きな原因を挙げた」とし、その內容を伝えている。
まず、エンジンの問題について陳氏は「その可能性はあるが、事故機であるボーイング737-800機には世界的に信頼性の高いCFM56エンジンが採用されている。一番危険なのはエンジンのフィンが外れて翼や機體の燃料タンクにぶつかり、火災や爆発を引き起こすことだが、その確率はとても小さい」とした。
次に、ミサイルやその他可燃物による空中での爆発、著火に言及し、「空中でオイルタンクが爆発した、あるいは爆弾によって操縦系統(tǒng)が破損した場合、飛行機は制御不能になり、今回の事故映像のように墜落することになる。ただ、事故機は比較的新しい機體であり、燃料タンクには爆発を効果的に防ぐ裝置が取り付けられているので、タンクが自然爆発した可能性は低い」との認識を示した。
また、ミサイルなどによる撃墜について「これまでに83機の民用飛行機が撃墜されており、故意に撃ち落とされた飛行機は想像よりも多い」とする一方、「ミサイル攻撃を受けたら瞬間的に爆発する」との見方に対しては「翼に命中したケースでは空中で爆発しなかったし、安全に著陸できた」とした。
さらに、陳氏はドローンを含むその他の飛行體や物體と衝突した可能性について「早朝であり、ドローンや小型飛行機が衝突した可能性は低い」としたほか、「衝突した瞬間に飛行機を爆発させるような物體がぶつかってきたとは考えにくい」との見解を示している。
陳氏は、これ以外にも飛行機の電気系統(tǒng)から火が出たといった原因が考えられるとしつつ、「現(xiàn)狀では1つの結論を導き出すような証拠は存在しない」とした。(翻訳?編集/川尻)
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