中國湖北省武漢市で新型とみられるコロナウイルスによる肺炎患者が相次ぐ中、タイを観光で訪れた中國人女性が新型コロナウイルスに感染していることが確認(rèn)されたと伝えられ、中國のネット上で心配の聲が出ている。

中國メディアの財(cái)新網(wǎng)は13日夜に配信した記事で、「中國以外で初めて、武漢の新型コロナウイルスの感染患者が確認(rèn)された」とし、「タイ保健省の13日の発表によると、同國で武漢の新型コロナウイルスの感染患者が確認(rèn)された?；颊撙?1歳の中國籍女性で、すでに快方に向かっているという」「世界保健機(jī)関（WHO）によると、患者は8日に武漢から直行便でバンコクに到著した中國人旅行者で、到著後、発熱など肺炎に似た癥狀が確認(rèn)されたため、醫(yī)療機(jī)関に搬送された」などと伝えている。

國営新華社通信など多くのメディアはこれまでのところ、患者について「中國人旅行者」としており、中國のどの都市からの旅行者であるかについて具體的に伝えていない。北京紙?新京報(bào)のニュースサイトは14日、「タイで新型コロナウイルスに感染していることが確認(rèn)された患者は武漢から來た」とする見出しの記事を配信したようだが、その後、404エラーページとなっている。

中國版ツイッターの微博（ウェイボー）を見ると、「タイでも感染患者が確認(rèn)された。中國の他の省の衛(wèi)生當(dāng)局による観察狀況はどうなっているのか」「國內(nèi)の武漢以外の都市で本當(dāng)に感染者はいないのか。情報(bào)をオープンにしてほしい」などと心配する聲も上がっている。（翻訳?編集/柳川）