9日にタイで行われたサッカーのU-23（23歳以下）アジア選手権で韓國(guó)と対戦した中國(guó)は、試合終了間際に失點(diǎn)し0-1で敗れた。ただ、試合を通して素晴らしいパフォーマンスを見(jiàn)せたことに、中國(guó)メディアは賛辭を送っている。

中國(guó)のスポーツメディア?新浪體育は同日、「今夜の“抗韓”は失敗、だがわれわれはそれでも感動(dòng)の涙を流した、すべてが素晴らしく足りないのは結(jié)果だけだった」と題する記事を掲載した。

記事はまず、今大會(huì)で中國(guó)が韓國(guó)、イラン、ウズベキスタンという強(qiáng)豪と同じ「死のグループ」に入ったことを挙げ、「巷（ちまた）では中國(guó)代表の先行きについて、不安どころか一筋の希望すら見(jiàn)えないと言われていた」と紹介。さらに、「初戦で最強(qiáng)のライバルである韓國(guó)と対戦することになり、戦前の予想では韓國(guó)が一方的に押し込むだろうとみられていた。國(guó)內(nèi)外のメディアも韓國(guó)の勝ち點(diǎn)3獲得は間違いないと見(jiàn)ていた」と説明した。

その上で、「彼らに“抗韓”の重責(zé)を擔(dān)わせるのはいささか無(wú)理がある。中國(guó)は2017年のE-1（東アジア）サッカー選手権で勝利して以降、韓國(guó)と當(dāng)たれば負(fù)ける狀況が続いた。しかし、試合が始まると、サポーターたちは中國(guó)選手がこれまでとは違うことに徐々に気付き始めた」とし、中國(guó)が積極的に攻撃を仕掛け、韓國(guó)を押し込む場(chǎng)面が何度も見(jiàn)られたことを紹介?！疙n國(guó)は受け身になり、打つ手もなく慌てふためいた」とも伝えた。

実際、韓國(guó)メディアも中國(guó)が優(yōu)勢(shì)だったことを認(rèn)めている。韓國(guó)?日刊スポーツは「『死のグループ』では中國(guó)も強(qiáng)かった」と題する記事で、「中國(guó)は韓國(guó)よりも1ランク下のチーム。韓國(guó)は試合前に大量得點(diǎn)を期待していた。しかし、ふたを開(kāi)けてみると予想とは違った。大量得點(diǎn)どころか、失點(diǎn)しなかったことが幸いなほどだった」「中國(guó)は鋭い攻撃で韓國(guó)を脅かし、力がなかったのはむしろ韓國(guó)の方だった」などと伝えた。

新浪體育の記事は、「“抗韓”は成功せず、勝ち點(diǎn)も奪えず、奇跡は起きなかった。しかし、これまでの敗戦でむなしさを感じたのとは異なり、サポーターの心には悔しさが、目には涙があふれた。この試合は間違いなく、近年最も素晴らしい戦いぶりだった。彼らは韓國(guó)をあと一歩のところまで追い詰めた。今夜の中國(guó)は胸を張り、立ったまま死した。恥ずかしくはない」と評(píng)価した。

そして、「殘念ながら、アディショナルタイムに韓國(guó)にゴールを許し、中國(guó)の試合は完ぺきにはならなかった。だが問(wèn)題はない。中國(guó)の選手たちは悔しさの中から自信を得、失敗の中から希望を得た。中國(guó)サッカーに今最も欠けているのは、勝利よりも自信と希望なのだ」と結(jié)んだ。（翻訳?編集/北田）