2020年1月10日、米華字メディアの多維新聞によると、米紙ウォール?ストリート?ジャーナルはこのほど、「中國(guó)の自動(dòng)車販売は2年連続で前年割れとなったが、業(yè)界団體は底を打つ可能性が高いとみている」とし、次のように報(bào)じている。

中國(guó)の自動(dòng)車業(yè)界団體、全國(guó)乗用車市場(chǎng)情報(bào)聯(lián)席會(huì)（CPCA）によると、19年に世界最大の自動(dòng)車市場(chǎng)で販売された乗用車の數(shù)は前年比7．4％減の2070萬(wàn)臺(tái)だった。これは18年の前年比5．8％減を超えるものだ。

CPCAによると、19年12月の乗用車販売臺(tái)數(shù)は前年比3．4％減で、前年割れは過(guò)去19カ月で18回目となる。

CPCAの崔東樹(shù)（ツイ?ドンシュー）秘書(shū)長(zhǎng)によると、この傾向は20年1月も続く可能性が高く、販売臺(tái)數(shù)は前年比15％減となるという。一方で同氏は、20年通年の売り上げは改善するだろうと予測(cè)し、米中貿(mào)易の緊張緩和が消費(fèi)者の信頼回復(fù)に役立つとの見(jiàn)方を示している。

CPCAは、20年に自動(dòng)車市場(chǎng)全體で1％の回復(fù)を期待しているが、他の団體はそれほど楽観的ではない。政府系の中國(guó)汽車工業(yè)協(xié)會(huì)（CAAM）は少なくとも2％の下落を予測(cè)している。

中國(guó)の販売不振は、すべての自動(dòng)車メーカーに同等の打撃を與えたわけではない。中國(guó)と米國(guó)のメーカーが売上を落とし市場(chǎng)シェアを失う一方で、日本とドイツのブランドは市場(chǎng)シェアを拡大している。

業(yè)界幹部とアナリストは、中國(guó)経済に対する消費(fèi)者の悲観的な見(jiàn)通しが、自動(dòng)車などの高額商品の販売が長(zhǎng)期にわたって減少する理由の1つだと指摘している。（翻訳?編集/柳川）