韓國は北朝鮮にとって愚弄の対象?「もっと政策に自主性を」―中國専門家

Record China    2020年1月21日(火) 18時0分

拡大

20日、中國紙?環(huán)球時報は、朝鮮半島情勢について「韓國がより大きな役割を発揮すべきだ」とする、上海対外経貿(mào)大學(xué)朝鮮半島研究センター主任のセン徳斌氏による評論記事を掲載した。寫真は韓國國旗。

2020年1月20日、中國紙?環(huán)球時報は、膠著(こうちゃく)する朝鮮半島情勢について「韓國がより大きな役割を発揮すべきだ」とする、上海対外経貿(mào)大學(xué)朝鮮半島研究センター主任のセン徳斌(ジャン?ダービン)氏による評論記事を掲載した。

セン氏は「南北朝鮮関係にとって2019年は慘たんたる1年だった。20年の見通しも暗い」としたうえで、南北関係が膠著狀態(tài)に陥った理由の一つとして「韓國による対北朝鮮政策に自主性がないこと」を挙げ、「米國は米韓ワーキンググループを作ったうえで北朝鮮政策の意思決定権をほぼ掌握しているほか、連合國軍司令部による南北國境の監(jiān)視管理が厳しく、韓國は身動きが取れない。このため、北朝鮮は徐々に韓國との付き合いへの興味を失いつつある」と評した。

また、「韓國と北朝鮮は米朝首脳會談の実現(xiàn)などから南北関係よりも米朝関係を優(yōu)先してきたものの、現(xiàn)在米朝関係は大きく変化して持久戦の様相を呈している」とし、「米朝関係が短期間のうちに好転しないのであれば、韓國はこれまでの判斷を守り続ける必要はない」との見方を示した。

その上で、「近ごろ韓國內(nèi)では緊迫感を意識し始めて、新たな方法で南北関係の新たな突破口を模索すべきだとの聲が出始めた」と紹介?!疙n國政府も文在寅(ムン?ジェイン)大統(tǒng)領(lǐng)が年頭の所感で南北関係改善への決意を表して以降、『國境協(xié)力所』の設(shè)置など新たな動きを見せている」とした。

一方で、韓國が提起する?yún)f(xié)力分野に北朝鮮があまり興味を持っていないこと、選挙や自國の利益を優(yōu)先する米トランプ政権が韓國の焦りを理解しないであろうこと、米國は韓國を抱き込むために南北関係の不安定を望んでいることから、韓國による南北交流の動きが現(xiàn)実的なものになるかは「観察が必要だ」と伝えている。

セン氏は最後に「韓國が朝鮮半島上で大きな役割を発揮するには、政策の獨立性をもっと勝ち取らなければならない。さもなくば、北朝鮮は韓國を?qū)澋趣蕦澰捪嗍证趣悉撙胜丹胜い肖辘?、愚弄(ぐろう)の対象とし続けるだろう」とした。(翻訳?編集/川尻

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China?記事へのご意見?お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業(yè)務(wù)提攜

Record Chinaへの業(yè)務(wù)提攜に関するお問い合わせはこちら

業(yè)務(wù)提攜