2020年2月6日、韓國で「日本軍慰安婦は売春の一種」という大學(xué)教授の発言が波紋を広げている。

韓國?延世大學(xué)のリュ?ソクチュン教授は昨年9月、講義中に「（慰安婦に関する）直接的な加害者は日本ではない。慰安婦は売春の一種だ」と発言し、これを問題視した學(xué)生に対し「気になるなら一度（売春）してみるか？」と述べたことが物議を醸した。同大學(xué)は現(xiàn)在、リュ教授への懲戒処分を検討している。

韓國メディアのYTNによると、同大學(xué)の卒業(yè)生らでつくる団體は5日、リュ教授の罷免を求める記者會見を行い、「リュ教授は妄言を謝罪していない上、新學(xué)期の講義計畫書を提出するなど反省の色が見られない」と指摘した。

また、4日には大統(tǒng)領(lǐng)府の國民請願掲示板にリュ教授の罷免を求める請願を掲載。6日には他の大學(xué)の団體と共にデモ行進(jìn)を行い、延世大學(xué)総長に要求書を提出する予定だという。

國民日報によると、韓國の聖公會大學(xué)では、リュ教授の発言などを受け「慰安婦の正しい歴史を教える」ことを目的とした講義が行われる。今年1學(xué)期の教養(yǎng)科目として「日本軍慰安婦問題の歴史と運(yùn)動」が開設(shè)されるという。韓國の大學(xué)で慰安婦問題のみを集中的に扱う正規(guī)科目が導(dǎo)入されるのは初めてのこと。講義を擔(dān)當(dāng)する教授は「（慰安婦は売春婦という発言に対して）批判を受けても発言をやめず、むしろさらに拡散させている」とし、「學(xué)界も対応しているが、今後は教育を通じて対応すべきだと考え、講義を行うことにした」と説明したという。

なお、この講義は「他大學(xué)交流システム」を通じて他の大學(xué)の學(xué)生も聴講できるようにする予定だという。（翻訳?編集/堂本）