中國メディアの環(huán)球網(wǎng)は14日、「麻生太郎氏がまた失言」とする記事を掲載。同氏が「日本は2000年、一つの民族」などと発言し、政府の方針に矛盾するとの指摘を受け、発言を訂正したと報(bào)じた。

環(huán)球網(wǎng)は朝日新聞の報(bào)道を引用。麻生太郎副総理兼財(cái)務(wù)相が13日、福岡県直方市で開かれた國政報(bào)告會(huì)で、昨年のラグビーワールドカップでの日本代表の活躍に觸れた上で、「2000年の長きにわたって一つの國で、一つの場所で、一つの言葉で、一つの民族、一つの天皇という王朝を126代の長きにわたって一つの王朝が続いている國はここしかない」などと発言したことを紹介した上で、昨年5月にアイヌ民族を「先住民族」と明記した「アイヌ施策推進(jìn)法」に矛盾するなどの指摘を受け、麻生氏が発言を訂正したことを伝えた。

また、麻生氏は総務(wù)相時(shí)代の2005年にも「一文化、一文明、一民族、一言語の國は日本のほかにはない」と発言し、北海道ウタリ協(xié)會(huì)（當(dāng)時(shí)）から抗議を受けたことを紹介している。

麻生氏の発言について、中國のネット上では「日本の歴史に詳しいわけではないが、アイヌ民族のことは知っている」「北海道は早く日本から獨(dú)立すべき」「トランプ氏にならおうとしているのか」などのコメントが寄せられていた。（翻訳?編集/柳川）