キーボードアプリ?KIkaがこのほど、最新ビッグデータ報(bào)告「Emoji、ニューワールドワードの臺(tái)頭」を北京で発表。同報(bào)告は、さまざまな國(guó)や地域のモバイルインターネットユーザーの絵文字使用狀況を分析しており、「泣き笑い」が世界一人気の顔文字の座を保った。目には涙を浮かべ、口元は笑っているこの絵文字の魅力とは何なのだろう？重慶晩報(bào)が伝えた。

KIkaの人気顔文字ランキングトップは「泣き笑い」で、送信件數(shù)の21．25％を占める獨(dú)走狀態(tài)となった。2位は「ハート」で7．89％、3位は「目がハートの顔」だった。そのほか、「投げキッス」、「號(hào)泣」、「赤いほっぺの顔」などがランク入りした。

■おバカっぽい表情で空気を和ます「泣き笑い」

「泣き笑い」については、「笑い泣き」なのか「泣き笑い」なのかが、ネットユーザーの間で議論が巻き起こっている。「笑い泣き」だと主張するネットユーザーは、大笑いして涙を流しているのだ」と説明する。一方、「泣き笑い」だと主張するネットユーザーは、「泣くに泣けず、笑うしかない、悲しくて涙した後に、笑顔になった狀態(tài)だ」と説明する。

楊莉（ヤン?リー）さん（26）は、「ちょっとおバカさんみたいだけど、すごく親しみがある。クライアントと仕事の話をしていたり、友達(dá)の悩みを聞いていたり、親の文句を聞いたりしている時(shí)に、この絵文字を送信すると、一瞬で距離が縮まり、リラックスした気分になり、気まずい雰囲気を変えてくれる」と話す。

女子大生の趙●（ジャオ?ウェン、●は雨かんむりに文）さん（23）は、「チャットをする時(shí)は、ほとんどいつも絵文字を使っている。チャットの時(shí)に、文字だけだと、冷たい感じがするけど、顔文字をいくつかつけると、雰囲気をよくすることができ、自分の口調(diào)とか気持ちを表現(xiàn)できる。『泣き笑い』が人気なのは、うれしい気持ちを表現(xiàn)したり、自虐してみたり、ちょっといやみっぽくしたり、愛嬌をふりまいたり、ごめんなさいという気持ちを伝えたりと、いろんな気持ちを表現(xiàn)できるから。どんなシーンで使っても、失敗することはない。誰とチャットする時(shí)でも使えて、誤解させて、相手を不快にさせるのではと心配する必要もない」と説明する。

重慶師範(fàn)大學(xué)の周小燕（ジョウ?シャオイエン）心理學(xué)教授は、「オンライン上でコミュニケーションを図る際、一言か二言で済ませることが多い。短い言葉のほうが、実用性があり、時(shí)間もかからない。でも、複雑な感情を表現(xiàn)することはできない。そこで、絵文字が言葉のニュアンスなど、背後にある感情を表現(xiàn)するのに一役買っている」と分析する。

■発展の前途明るいスタンプ

スタンプは、多くの人にとってチャットをする時(shí)に絶対に欠かせないアイテムとなっている。また、スタンプの製作に攜わるクリエイターも増加しており、スタンプという小さな存在の背後に大きなビジネスチャンスも隠れている。

騰訊（テンセント）が最近発表した報(bào)告によると、ここ2年、ユーザーの「投げ銭」と「有料スタンプ」購(gòu)入額が合わせて50萬元（約800萬円）以上に達(dá)した。現(xiàn)在、ショッピングサイト?淘寶のスタンプ関連の玩具やデジタル、家具、衣類などの商品は約40萬點(diǎn)に達(dá)している。（提供/人民網(wǎng)日本語版?編集/KN）