武漢の肺炎、ドイツ専門家がSARSの一種と指摘、WHOは拡散警告―米華字メディア

Record China    2020年1月16日(木) 11時(shí)40分

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15日、米華字メディア?多維新聞は、湖北省武漢市で発生した新型の肺炎コロナウイルスについて、ドイツの専門家が「SARSウイルスの一種だ」との認(rèn)識(shí)を示したことを報(bào)じた。寫真は羽田空港の掲示。

2020年1月15日、米華字メディア?多維新聞によると、湖北省武漢市で発生した新型の肺炎コロナウイルスについて、ドイツの専門家が「SARS(重癥急性呼吸器癥候群)ウイルスの一種だ」との認(rèn)識(shí)を示した。

記事によると、ドイツのウイルス研究の専門家クリスチャン?ドロステン(Christian Drosten)氏は、中國で発生した肺炎コロナウイルスについて「2002~03年に大流行した時(shí)のものに似たSARSウイルスだ」とした。また、「今回のような未知のウイルスへの人類の感染はだいたい10年ごとに1度出現(xiàn)する」と分析したほか、ヒトからヒトへの感染の可能性も示唆したという。

これについては、WHO(世界保健機(jī)関)も14日に「限定的ながらヒトからヒトへの感染が起こり得る」とした上で、大規(guī)模な拡散に向けた準(zhǔn)備をするよう警告。現(xiàn)在世界の醫(yī)療機(jī)関向けに感染制御のガイドラインを発行し、出現(xiàn)し得るウイルスの拡散に対処すると発表した。

記事は、これまでに中國の衛(wèi)生當(dāng)局が41人の感染を確認(rèn)しており、數(shù)人の重癥者のうち60代の男性1人が死亡したほか、患者と密接に接觸した約700人が経過観察を受けていると伝えた。また、タイやシンガポール、韓國でも感染の疑いが出ているとした。なお、日本でも16日に、武漢市に渡航していた神奈川県の男性から同型ウイルスの陽性反応が出た。(翻訳?編集/川尻

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