2013年10月1日、米華字ニュースサイト?多維網(wǎng)は記事「習(xí)近平宛に4通目の祝電、中朝関係の危機(jī)にあせる金正恩」を掲載した。

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10月1日は中華人民共和國の建國記念日。前日の9月30日、北朝鮮の金正恩第一書記は中國の習(xí)近平（シー?ジンピン）國家主席宛に祝電を送った。習(xí)主席宛の祝電はこれが4度目。

1度目は2012年11月に中國共産黨総書記に就任した時(shí)で、最初に祝電を送った海外元首となった。2回目は今年3月、國家主席の就任時(shí)でこちらも最初の祝電だった。そして3回目は今年6月、習(xí)主席の60歳の誕生日に送られたもの。誕生日にまで祝電を送るのは異例だという。

金主席は中朝の友好と習(xí)主席に対する好意を強(qiáng)く示しているが、専門家によるとこれは中朝関係の危機(jī)への焦りによる対応だという。習(xí)主席就任以來、中國メディアが中朝関係を“血の同盟”と評することが少なくなっている。中國外交部報(bào)道官も今年3月、記者會(huì)見で「中國と朝鮮は通常の國家関係」と発言、特別な同盟関係という従來の関係から一歩後退した形で表現(xiàn)している。

また注目すべきは金書記が積極的に祝電を送っている相手が中國だけではないということだ。昨年10月7日、ロシアのプーチン大統(tǒng)領(lǐng)の誕生日に祝電を送っているほか、今年8月の北朝鮮建國記念日にも書簡を送っている。中國が北朝鮮と距離を置く姿勢が見られる中、金書記は習(xí)主席とプーチン大統(tǒng)領(lǐng)の雙方に配慮を示し、中露を天秤にかけている。（翻訳?編集/KT）