14日に韓國で行われた囲碁の段位認(rèn)定大會で、ある出場者がカメラや受信機(jī)を衣服に隠して不正行為を働いた。16日付で中國メディア?新浪體育が伝えた。

記事によると、大會は予選からベスト8まで勝ち抜き戦の形式で行われた。ベスト64の第一局で、大會參加者のAさんは対戦相手のKさんの挙動がおかしいことに気付き、対局後に審判に相談した。

身體検査の結(jié)果、Kさんは耳に巻いた包帯にイヤホンを、ポケットと服の中にそれぞれ小型カメラと受信機(jī)を隠し持っていたことが分かった。中國メディアの網(wǎng)易體育が韓國メディアの報(bào)道を基に伝えたところによると、カメラで撮影した対局の様子を送信し、AI（人工知能）を使ってそれを分析するという手法を採っていたという。

不正を問いただされたKさんは、「オンラインで囲碁をプレーしていた時にあるユーザーと知り合い、段位認(rèn)定大會でズルをして昇格できれば報(bào)酬をやると言われた。誘いに応じたところ、それに使う電子機(jī)器が郵便で屆き、使い方のレクチャーを受けた」と話したという。また、「予選から機(jī)械を身に著けていたが、その時は何も信號がなかったので使っていない。不正を始めたのはベスト64から」と語ったという。

これを受け、韓國棋院は17日に運(yùn)営委員會の會議を召集し、警察に通報(bào)するかどうか、KさんやKさんに不正を持ちかけた人物を警察に調(diào)査させるかどうか、Kさんの今後の段位認(rèn)定大會への參加を禁止するかどうかなどを決定するという。

記事によると、15日の午後に行われるはずだったベスト32の対局は、不正行為の影響で16日の午前まで延期された。身體検査が強(qiáng)化され、會場では全ての入場者に対して金屬探知機(jī)による検査が行われたという。（翻訳?編集/巖谷）