「自衛(wèi)隊の南シナ海派遣は非常にいいこと」在日米軍司令官の発言に中國紙反発「また減らず口」

Record China    2020年1月20日(月) 14時20分

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ケビン?シュナイダー在日米軍司令官がこのほど、自衛(wèi)隊の南シナ海派遣を「非常にいいこと」と発言したことについて、中國紙?環(huán)球時報は「米國がまた減らず口をたたいた」と反発した。資料寫真。

2020年1月20日、中國紙?環(huán)球時報は、ケビン?シュナイダー在日米軍司令官がこのほど、読売新聞の単獨(dú)インタビューで、自衛(wèi)隊の南シナ海派遣を「非常にいいこと」と発言したことについて、「米國がまた減らず口をたたいた」と反発する記事を掲載した。

記事はまず、シュナイダー司令官が、「最も差し迫った安全保障上の挑戦は北朝鮮だが、長期的にみて日米両國にとって、そしてこの地域、世界にとっても、最も大きな挑戦は中國によって引き起こされるものだ」「自衛(wèi)隊の南シナ海派遣は非常にいいことだ」「中國の悪意ある行動が法の支配に基づく國際秩序を害する分野では、異議を唱え、それらに対処しなければならない」などと発言したことを紹介した。

そして、シュナイダー司令官については、「空軍中將で、昨年2月に在日米軍司令官兼第5空軍司令官として著任した。在日米軍の將兵約5萬4000人を統(tǒng)率する。海軍にいた父親の関係で幼少期を橫須賀で過ごした。米軍三沢基地で長期間勤務(wù)し、在日米軍司令官に就任する前は、フィリップ?デービッドソン米インド太平洋軍司令官の參謀長を務(wù)めた」と紹介した。

その上で、シュナイダー司令官の発言は「中國の內(nèi)政をでたらめに議論し、中國脅威論をかき立てるもの」と指摘。これについて、中國の政府系シンクタンク、中國社會科學(xué)院日本研究所の盧昊(ルー?ハオ)副研究員の話として、「中國に対する競爭心理や同盟を強(qiáng)化する行為への正當(dāng)性の付與という観點(diǎn)から、米國には、中國が地域の安全に影響を及ぼし國際秩序を害するという根も葉もないイメージを作り出そうとする人も一部にいる。だがこれが理屈の通らないものであることは明らかだ。実際のところ、この地域に不安と不確実性をもたらし、対立感情と軍拡競爭を刺激しているのは中國ではなく米國のほうだ」と伝えた。(翻訳?編集/柳川)

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