中國(guó)湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎が世界各地に拡大している問題で、臺(tái)灣でも21日に初の感染者が確認(rèn)された。22日付で中國(guó)メディア?観察者網(wǎng)が伝えた。

記事によると、臺(tái)灣の衛(wèi)生福利部疾病管制署は21日午後6時(shí)に緊急記者會(huì)見を開き、武漢市で教育関係の仕事をしていた55歳の臺(tái)灣人女性が新型コロナウイルスに感染したことを発表した。女性は昨年12月から武漢を訪れていて、今月11日から発熱やせき、喉の痛みなどの癥狀が出ていたという。女性は発生源とされる武漢の華南海鮮市場(chǎng)には行っておらず、鳥獣に接觸したりもしていなかったという。

また、女性は癥狀が出た後、「中國(guó)本土の醫(yī)療は信用できない」という理由で市販薬を服用していた。20日に武漢から臺(tái)灣に向かう飛行機(jī)に搭乗した際に機(jī)內(nèi)で癥狀を申し出、検査を受けた結(jié)果、21日に感染していることが分かったという。

女性は機(jī)內(nèi)でマスクを著用しており、臺(tái)北の桃園國(guó)際空港に到著後、すぐに病院に搬送された。発熱は収まっているものの重い肺炎にかかっており、隔離された上で治療を受けているという。記事によると、同じ飛行機(jī)に乗り合わせた46人の乗客も感染の有無(wú)が調(diào)べられることになった。

臺(tái)灣初の感染者発生を受け、臺(tái)灣の一部の旅行會(huì)社は21日夜から次々に武漢へのツアーをキャンセルしているという。（翻訳?編集/巖谷）