新型コロナウイルスによる肺炎の感染が拡大する中國で、アリババグループが運(yùn)営する大手ECプラットフォームのタオバオ（淘寶網(wǎng)）と天貓（Tmall）は出品者らにマスクの値上げを禁止した。

中國では、武漢市で最初に確認(rèn)された新型コロナウイルスへの感染者が北京市、上海市、重慶市などで発見されており、人々が次々にマスクを買い求めている。複數(shù)の中國メディアが「一部のECプラットフォームでは、マスクが値上げされたり品切れ狀態(tài)になったりしている」と報じており、中國版ツイッター?微博（ウェイボー）ではマスクに関連するワードが検索キーワードランキングの上位に入った。

そうした中、タオバオは21日夜に微博のアカウントで聲明文を発表?！赶趣郅?、われわれはタオバオと天貓でマスクを販売する全ての出品者に対してマスクの値上げ禁止を通知しました?，F(xiàn)時點(diǎn)で、マスクの在庫は十分にある狀態(tài)です」「消費(fèi)者の皆さまには手頃な価格の、良質(zhì)なマスクをお買い求めいただけます」などとした。

さらに、「今後數(shù)週間の春節(jié)期間中も、（同グループの）阿里健康が提供する『急送薬』サービス（一部の都市で醫(yī)薬品を24時間年中無休で30分以內(nèi)に配達(dá)するサービス）は休止いたしません。タオバオのアプリから検索していただくことで、該當(dāng)する都市の皆さまにはお近くのドラッグストアからマスクや消毒液といった衛(wèi)生用品をすぐに、便利にお屆けします」と宣伝した。

タオバオの対応には中國のネットユーザーから稱賛や感謝の聲が上がっている。投稿には、「必需品のマスクが値上げされていいはずがない」「肺炎流行に乗じて値上げを行うような業(yè)者は許せない」「みんなで一緒にこの難関を乗り越えよう」「みんな、無事にいい春節(jié)を過ごしてね」といったコメントも寄せられた。（翻訳?編集/巖谷）