2020年1月21日、中國(guó)の國(guó)家衛(wèi)生応急體系建設(shè)指導(dǎo)専門家の王宏偉（ワン?ホンウェイ）氏は、中國(guó)湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎に関連し、中國(guó)紙?新京報(bào)に「われわれは17年前のSARSから何を?qū)Wぶことができるのか」とする記事を寄稿した。

王氏はまず、SARS（重癥急性呼吸器癥候群）について、「2003年に突然現(xiàn)れ、各國(guó)を席巻し、同年7月11日時(shí)點(diǎn)の全世界での感染者數(shù)は8327人、死亡者數(shù)813人。うち中國(guó)本土の感染者數(shù)は5327人、死亡者數(shù)は328人だ」とした。

続いて、「17年後、新型コロナウイルス（2019-nCoV）が華中地區(qū)の大都市、武漢で猛威を振るっている」とし、「武漢では18日、19日の2日間で新たに136人の発癥者が確認(rèn)され、20日は北京と深センでも発癥者が確認(rèn)された。タイ、韓國(guó)、シンガポールなどの國(guó)や、香港?マカオ?臺(tái)灣でも感染が確認(rèn)されたり疑われたりする癥例が現(xiàn)れている」とした。

その上で、17年前のSARSとの戦いの経験と教訓(xùn)から學(xué)べることとして、「危機(jī)意識(shí)がないことが最大の危機(jī)」「局地的な流行にとどめ、人口移動(dòng)によりウイルスが拡散しないようにする」「盲目的な楽観と自信を避ける。天然痘を除き、人類が完全に根絶に至った伝染病はない」「情報(bào)のオープン化と高い透明性で流行に対応し、パニックが起きないようにする」「政府はボトムライン思考を強(qiáng)化し、最も厳しい対策で流行のまん延をコントロールする」ことを挙げている。（翻訳?編集/柳川）