2013年10月3日、中國の習(xí)近平（シー?ジンピン）國家主席は訪問先のインドネシアの首都?ジャカルタの國會で演説を行い、中國と東南アジア諸國連合（ASEAN）の発展、および中國とインドネシアの2國間関係などについて語った。その際、演説中に臺灣の蔣経國（ジアン?ジングゥオ）元総統(tǒng)の座右の銘を引用したことが注目を集めている。アップルデイリーが伝えた。

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習(xí)氏は演説の中で「中國とASEANはウィン?ウィンの協(xié)力関係を堅持すべきであり、“策略を練る場合は公の利益を考慮したものでなければならない（原文：計利當(dāng)計天下利）”。中國は平等互恵を基礎(chǔ)としてASEAN加盟國に対する開放を拡大し、さらに自國とASEANに発展をもたらしたい」と述べた。

「策略を練る場合は公の利益を考慮したものでなければならず、名聲を求めるならば（一時的なものではなく）永遠(yuǎn)不滅の名聲を求めるべきである（計利當(dāng)計天下利、求名応求萬世名）」。この言葉は、中華民國建國の功績者であり、著名な書道家でもあった于右任（ユー?ヨウレン）が1961年に蔣経國に送った掛け軸にあったもので、後に蔣経國の座右の銘として有名になった。

偶然にも、習(xí)氏はかつて蔣経國と比較されたことがあり、2人の経歴、地位、政権公約や境遇などが似ていると外部から指摘された経緯がある。(翻訳?編集/碧海)