2020年1月23日、環(huán)球時(shí)報(bào)は、日本政府が宇宙作戦部隊(duì)を創(chuàng)設(shè)する狙いについて論じた、上海政法學(xué)院東北アジア研究センター副主任の楊震（ヤン?ジェン）氏による評(píng)論記事を掲載した。

楊氏は、安倍晉三首相が20日に國會(huì)の施政方針演説で宇宙作戦部隊(duì)創(chuàng)設(shè)に言及し、ミサイルなどの技術(shù)を発展させている他國に対抗し、これらの脅威から日本を守るためだと述べたことを紹介。その前日には日米新安保條約署名60周年記念日に合わせて、「日米安保條約に基づき宇宙やサイバー防衛(wèi)分野でより大きな役割を発揮する」と語ったことを伝えた。

そのうえで、日本が宇宙部隊(duì)を創(chuàng)設(shè)する狙いとしてまず、軍事衛(wèi)星、電子線裝備などハイテク兵器が登場し、陸?海?空?宇宙が同時(shí)に作戦を展開する必要性が強(qiáng)まる中、宇宙開発が非常に大きな軍事的価値を持つ點(diǎn)を挙げた。

次に、「竹島、北方四島の問題などにより、國の安全保障や海洋利益の問題において國際世論で弱者をアピールし続けてきたことも、宇宙部隊(duì)創(chuàng)設(shè)の宣言と関係している」と分析。「日本はしばしば中國の軍事力発展を過剰だと疑問視するとともに、ロシア軍機(jī)の日本付近飛行を非難したり、米國からの圧力に文句を言ったりして、弱者ぶりを強(qiáng)調(diào)している」とした。

さらに、「日本にとって大きな狙いは軍隊(duì)と交戦権を持ち、経済と釣り合う政治的地位を持つ『正常な國』を?qū)g現(xiàn)することである」と主張?！溉毡菊嫌钪娌筷?duì)とサイバー部隊(duì)を作ることで米國との軍事協(xié)力を強(qiáng)化し、『正?；护丐沃С证蛉·旮钉堡毪趣趣猡?、自らの軍事防衛(wèi)分野の獨(dú)立性を高め、米國への依存を大幅に軽減しようとしているのだ」と論じた。（翻訳?編集/川尻）