湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎の拡大が続く中、國営テレビが毎年放送する“中國版紅白”の現(xiàn)場(chǎng)でも対策に追われている。ライブ中継を予定していた2會(huì)場(chǎng)について、録畫に変更することが急きょ発表された。

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國営テレビの中央電視臺(tái)（CCTV）が舊暦の大みそかに生放送する「春節(jié)聯(lián)歓晩會(huì)」（略稱：春晩）は、“中國版紅白”とも呼ばれる人気番組。近年は世界150以上の國?地域で、400を超えるメディアが放送し、昨年の視聴者數(shù)は全世界で11億7300萬人と発表されている。今年は24日の夜8時(shí)（現(xiàn)地時(shí)間）から番組がスタートする予定だ。

新型コロナウイルスによる肺炎の拡大が続く中、この毎年恒例の人気番組も急きょ対策を打ち出している。毎年、北京のメイン會(huì)場(chǎng)と地方の會(huì)場(chǎng)を結(jié)んで放送されているが、今年の地方會(huì)場(chǎng)に決まっていた河南省鄭州市、および広東省珠海市の港珠澳大橋からのライブ中継を取りやめ、録畫方式にすると発表されている。

23日にはメイン會(huì)場(chǎng)でリハーサルが続いたが、出演者たちはそれぞれマスクで顔を覆い、萬全の裝備で會(huì)場(chǎng)入り。當(dāng)日は大勢(shì)が集まる予定の観客席でも、大勢(shì)の作業(yè)員たちが消毒作業(yè)を行う様子が見られた。

なお、地方會(huì)場(chǎng)のライブ中継の取りやめを発表したCCTVに対して、ネット上では支持の聲が多い中、國営テレビとして農(nóng)村へ向けて呼び掛けを求める聲も多數(shù)上がっている。舊正月には新年の挨拶や會(huì)食のため、親戚や友人の家々を回る伝統(tǒng)が根強(qiáng)いことから、「今年は控えるよう宣伝を徹底してほしい」「家族が言っても聞かないのでCCTVが放送してほしい」といった要望がネット上で多く見られる。（Mathilda）