2020年1月25日、北京日?qǐng)?bào)は、マスク10枚を850元（約1萬(wàn)3500円）で販売した薬局に対し、高額の罰金が科せられると伝えた。

記事によると、北京市豊臺(tái)區(qū)市場(chǎng)監(jiān)督管理局に、薬局で販売されているN95マスクが市場(chǎng)価格よりずっと高いとの通報(bào)があった。そこで職員を派遣して調(diào)査したところ、北京済民康泰大薬局有限公司豊臺(tái)區(qū)第五十五分店で販売されているN95マスク（10枚入り）が850元で販売されていたことが分かった。ネット上での販売価格は143元（約2300円）だった。店の責(zé)任者は製品の仕入伝票を提示できず、仕入れ価格を証明できなかった。

北京市豊臺(tái)區(qū)市場(chǎng)監(jiān)管局によると、こうした行為は中華人民共和國(guó)価格法第14條第3項(xiàng)や価格違法行為行政処罰規(guī)定第6條第1款第3項(xiàng)に違反する疑いがあり、「その他の方法で価格をつり上げ、商品価格の暴騰を推進(jìn)する行為」に屬する可能性があり、この規(guī)定によると罰金刑が科されるという。

北京市市場(chǎng)監(jiān)督管理局は現(xiàn)在、マスクや消毒液の価格に対する管理監(jiān)督を強(qiáng)化しており、むやみに価格を釣り上げるなどの行為を厳しく取り締まっている。違反行為に対しては、「価格違法行為行政処罰規(guī)定」に基づき、50萬(wàn)～300萬(wàn)元（約800萬(wàn)～4800萬(wàn)円）の罰金が科され、休業(yè)命令が出されたり、営業(yè)許可証が取り消されたり、悪質(zhì)な案件については公表されるという。（翻訳?編集/山中）