2020年1月26日、中國(guó)メディアの央視新聞は、天津市の「N95」マスクを通常価格の10倍で販売した薬局が當(dāng)局から摘発されたと報(bào)じた。

記事によると、先日、同市の薬局が通常価格12元（約190円）の「N95」マスクを128元（約2000円）という不當(dāng)に高い値段で販売していたとして、市場(chǎng)監(jiān)督管理當(dāng)局に摘発された。調(diào)査に対して販売擔(dān)當(dāng)者は「在庫(kù)がない」と説明したが、実際には倉(cāng)庫(kù)に大量のN95マスクが殘っていることが判明し、當(dāng)局はこの薬局に一時(shí)営業(yè)停止命令を出したうえで、さらなる調(diào)査を進(jìn)めている。

中國(guó)で新型コロナウイルスによる肺炎が流行し、マスクの需要が急速に高まっているなかで、マスクの値段を不當(dāng)に吊り上げたり、品質(zhì)の悪いマスクを販売する事例がたびたび起きている。北京市でも先日、10枚入りN95マスクを850元（約1萬(wàn)3500円）で販売していた薬局が市場(chǎng)監(jiān)督管理當(dāng)局の摘発を受けたばかりだ。

この件について、中國(guó)のネットユーザーは「良心が痛まないのか」「?jìng)幎韦蔚酩晟悉菠?、偽マスクの販売には厳罰を與えてほしい」「國(guó)難で金もうけする人間は刑事責(zé)任を問(wèn)え」「大量の買(mǎi)い占めをさせない方法はないのか？われわれの街のスーパーじゃあどこも売り切れて空っぽだというのに」など、怒りのコメントを次々に殘している。（翻訳?編集/川尻）