湖北省武漢市で発生して感染?発癥者數(shù)が急増している新型コロナウイルスによる肺炎だが、感染した人の死亡率（致死率）は3％前後と、SARSの9.6％やMERSの約35％と比べて低い水準(zhǔn)で推移している。

中國政府?國家衛(wèi)生健康委員會(huì)のまとめによると、2020年1月22日午前0時(shí)までに確認(rèn)された感染者數(shù)はそれまでの累計(jì)で440人。その後は、いずれも午前0時(shí)までの累計(jì)で、23日には571人、24日は830人、25日は1287人、26日は1975人、27日は2744人と推移した。

一方、死亡した患者數(shù)は22日午前0時(shí)までの累計(jì)で9人だった。その後、各日の午前0日までの累計(jì)では23日に17人、24日には25人、25日は41人、26日は56人、27日は80人だった。

感染が確認(rèn)された人數(shù)に占める死亡した人の割合は22日午前0時(shí)までが2.05％で、以降は2.98％（23日）、3.01％（24日）、3.19％（25日）、2.84％（26日）、2.92％（27日）と推移している。2002年に中國で発生し多くの國に広がったSARSの場合、03年7月に終息するまで8069人が感染し（疑い例を含む）、うち775人が死亡した。死亡率は感染者のそれまでの健康狀態(tài)や國などにより大きく異なるが、全體としては9.6％だった。

ヒトコブラクダから人に広がったMERSの場合、これまでに2494人の感染が報(bào)告されており、うち858人が死亡したとされる。死亡率は約35％だ。

新型コロナウイルスによる感染癥の場合には、SARSやMERSに比べれば致死性はかなり低いと考えてよいだろう。ただし、一般的なインフルエンザの場合には感染者の死亡率は0.001％以下（新種のウイルスの流行時(shí)などを除く）とされていることを考えれば、今回の肺炎が「命に直結(jié)する恐れがある感染癥」であることに違いはない。（翻訳?編集/如月隼人）