2020年1月27日、中國メディアの新京報によると、中國浙江省義烏市で問題のあるマスクを製造した業(yè)者が摘発された。

新型コロナウイルスによる肺炎が流行している中國では、各地でマスク不足が伝えられている。記事によると、中國のネットユーザーが25日に同市內(nèi)で「不衛(wèi)生な環(huán)境でマスクが製造されている」と告発。別のネットユーザーは、購入したマスク1萬枚が偽物だったと訴えた。

ネットユーザーは現(xiàn)場で撮影したという映像を公開。問題の工場では、無菌室などではなく普通の作業(yè)場で作業(yè)が行われており、大量のマスクがテーブルに無造作に置かれていたという。また、作業(yè)員らはマスクも手袋もしておらず、現(xiàn)場の衛(wèi)生環(huán)境は劣悪だったとしている。工場の関係者は、こうした環(huán)境で製造しても「全く問題ない」とし、「和を重んじれば財を成すことができる」などと語ったという。

義烏市場監(jiān)督管理局は26日にこの工場を摘発。ラベルのないマスクなど15萬枚余りを押収し、容疑者2人を公安に出頭させた。

記事は、「この生産者は愚かなのではなく、本當に悪どい」と批判?！袱撙螭胜瑓f(xié)力して病気と闘っている中で、マスクの供給と品質(zhì)の確保はマスク生産業(yè)者が擔うべき責任である。このような偽物を製造することは、民衆(zhòng)の健康に対してあまりに無責任な態(tài)度だ。予防しようと思って逆に感染してしまったり健康に問題が起きたりしたら、その被害は決して軽視できるものではない」と論じた。そして、「問題のあるマスクの製造販売は、道徳的な問題だけでなく、法的にも責任を問われることになる」と指摘した。（翻訳?編集/山中）