2020年1月27日、韓國(guó)?ニュース1は「新型肺炎が原因で文在寅（ムン?ジェイン）大統(tǒng)領(lǐng)の上半期外交安保計(jì)畫に支障が生じる恐れがある」と伝えた。

文大統(tǒng)領(lǐng)は先ごろ、新年の辭で「南北関係においても動(dòng)きの幅を広げ努力していく」と述べており、その中核案として北朝鮮への個(gè)別観光が進(jìn)められている。外交部と統(tǒng)一部も「?jìng)€(gè)別観光は対北朝鮮制裁に抵觸しないので推進(jìn)したい」と意欲を示しているという。

しかし、中國(guó)の湖北省?武漢で発生した新型コロナウイルスによる肺炎が世界に広がる中、北朝鮮は肺炎の國(guó)內(nèi)流入を防ぐため22日に外國(guó)人観光客の入國(guó)を停止する國(guó)境閉鎖措置を取った。さらに、北朝鮮國(guó)営の高麗航空は全ての中國(guó)路線を來(lái)月10日まで運(yùn)航中止とする方針だと伝えられている。記事は「北朝鮮に入るには中國(guó)を経由する必要があるため、北朝鮮観光推進(jìn)の速度調(diào)整は免れない狀況だ」とし、「肺炎が沈靜化しなければ北朝鮮観光の活性化は期待できない」と指摘している。

また記事は中韓関係においても、2022年を中韓文化観光交流の年に指定し、今年から人的?文化的交流を促進(jìn)する計(jì)畫があったが「新型肺炎が影響を及ぼす恐れがある」としている。

2016年の高高度防衛(wèi)ミサイル（THAAD）配置問(wèn)題で悪化した中韓関係は、昨年の文大統(tǒng)領(lǐng)の訪中を機(jī)に「正常な軌道」を取り戻しつつあるという。今年上半期には、文大統(tǒng)領(lǐng)の就任後初となる習(xí)近平（シー?ジンピン）主席の國(guó)賓訪韓が決まっている。下半期には韓國(guó)で開(kāi)催される日中韓首脳會(huì)談を機(jī)に李克強(qiáng)（リー?カーチアン）首相が訪韓し、中韓関係の回復(fù)元年とする構(gòu)想だったという。しかし、人的?文化的交流の象徴性が強(qiáng)い観光産業(yè)が新型肺炎の拡散により再び滯る懸念が出ている。重癥急性呼吸器癥候群（SARS）や中東呼吸器癥候群（MERS）を経験してきただけに「中國(guó)人観光客に対する心理的不安が長(zhǎng)期間続く可能性も排除できない」とも伝えている。

記事は「狀況が長(zhǎng)引けば、北朝鮮個(gè)別観光、中國(guó)との交流拡大など中核政策の動(dòng)力が低下する懸念もある」としているが、韓國(guó)大統(tǒng)領(lǐng)府関係者は電話取材に対し「習(xí)主席の訪韓問(wèn)題は今すぐのことではない」「北朝鮮個(gè)別観光はまだ検討の段階なので、北朝鮮側(cè)の反応も見(jiàn)る必要があり、新型肺炎と直結(jié)させて見(jiàn)ることはできない」と話したという。

この記事に、韓國(guó)のネットユーザーからは「お粗末な防疫なんかより、入國(guó)を禁止すべきだ」「肺炎が解決するまで、韓國(guó)に來(lái)てほしくない。北朝鮮やモンゴルを見(jiàn)習(xí)って、入國(guó)禁止にすべきだ」「迷惑だから中國(guó)の首領(lǐng)は北京に閉じこもっていてほしい」「習(xí)主席が來(lái)ようが來(lái)まいが興味ないよ。自分（文大統(tǒng)領(lǐng)）は中國(guó)に行った時(shí)にもてなしも受けなかっただろう」「國(guó)民より習(xí)主席が大事なのか？」「この騒ぎの中でも、金正恩（キム?ジョンウン）委員長(zhǎng)の心配か。どうかしてるよ」「北朝鮮に行けなくなって、やきもきしてるのか」など、外交安保より新型肺炎に対する不安の聲が多く寄せられている。（翻訳?編集/麻江）