中國(guó)外交部の華春瑩（ホア?チュンイン）報(bào)道局長(zhǎng)は3日の定例會(huì)見で新型コロナウイルスに関する記者からの質(zhì)問に答えた。

會(huì)見では記者から「最近、一部の國(guó)では中國(guó)の新型コロナウイルスによる肺炎の流行によってパニックに陥り、侮辱的、差別的な発言まで出てきている。これについてコメントは？」という質(zhì)問が出た。

これに対し、華報(bào)道局長(zhǎng)は「ウイルスには心はないが、人間にはある。この度のウイルスの流行に関して、連日多くの國(guó)々の政府役人や各界の名士らが中國(guó)に同情や信頼、支持を寄せてくれている。中には大変感動(dòng)するような言葉や行動(dòng)もたくさんある。われわれはこれを忘れない」と述べた。

一方で、「最近、個(gè)別の國(guó)やメディアで極端かつ非理性的な言論があることにも気付いている。われわれはこれに斷固反対する」とし、「世界保健機(jī)関（WHO）のテドロス事務(wù)局長(zhǎng)は、『恐怖ではなく事実が、デマではなく科學(xué)が、侮辱ではなく団結(jié)が必要な時(shí)だ』と強(qiáng)調(diào)している」と訴えた。

さらに、「われわれは國(guó)際社會(huì)に対し、理性や冷靜さを持ってウイルスの狀況を認(rèn)識(shí)し、科學(xué)的で適切な対応を行うことを望んでいる。中國(guó)は引き続き透明かつ責(zé)任ある姿勢(shì)で各國(guó)との協(xié)力を強(qiáng)化し、中國(guó)人民の聲明と安全、健康を守ると同時(shí)に、地域と世界の公共衛(wèi)生の安全に貢獻(xiàn)していきたい」と述べた。

なお、同日の會(huì)見は新型コロナウイルスの流行を受け、初めて中國(guó)のSNS?微信（WeChat）を介して行われた。（翻訳?編集/毛利）