中國メディアの環(huán)球網(wǎng)は29日、中國版ツイッター?微博（ウェイボー）のアカウントで、新型コロナウイルスへの感染が拡大する中での日本と臺(tái)灣の対応を比較する文章を投稿した。

文章は同メディアの副編集長によるもので、「比較しなければモラルは見えない。日本人はマスクを寄付し『武漢頑張れ』と書いた。臺(tái)灣當(dāng)局は輸出を制限しマスクを確保しようとした。比較しなければモラルは見えない」とつづられている。臺(tái)灣財(cái)政部は23日に、1月24日から2月23日までの1カ月間、マスクの輸出規(guī)制を?qū)g施すると発表していた。

この投稿には1000件に迫るコメントと、1萬を超える“いいね”が付いている。コメント欄には、「今回の件で臺(tái)灣當(dāng)局への認(rèn)識(shí)が変わった」「心が寒々するとしか言えない」「臺(tái)灣人だけど政府のやり方は軽蔑する」などの臺(tái)灣當(dāng)局への批判のほか、「日本には感動(dòng)した。支援をありがとう」といった聲が並んだ。

臺(tái)灣政府の輸出制限をめぐっては、臺(tái)灣のタレントのファン?ウェイチー（范瑋[王其]）がこのほどフェイスブック上で痛烈に非難したことが話題に。また、キムタクの大ファンとして知られる臺(tái)灣のタレント「大S」こと徐熙媛（バービィー?スー）は、日本でマスク1萬枚を購入して武漢に寄付したことを臺(tái)灣のネットユーザーから批判されると、「人類がピンチにある時(shí)、あだや恨みを忘れて互いに助け合うべきという思い以外に何もない」などとコメントした。（翻訳?編集/北田）