2020年1月30日、中國(guó)のコラムサイト?百家號(hào)に、新型肺炎流行初期にネットでデマを流したと処罰された市民8人を?qū)熼T(mén)家は稱(chēng)賛したと紹介する記事が掲載された。

記事は、29日夜に中國(guó)疾病予防コントロールセンター流行病學(xué)首席科學(xué)者の曾光（ズン?グアン）氏がメディアのインタビューに応じたと説明。「（新型肺炎が流行し始めた）初期のころに8人の武漢市民が『武漢に新SARS（重癥急性呼吸器癥候群）が出現(xiàn)した』と警告し、警察から取り調(diào)べを受けた。専門(mén)家チームは當(dāng)時(shí)この件について知っていたのか？」との問(wèn)いに対し、曾氏は「この8人は尊敬するに値する。事後の評(píng)価としてこの人たちに高い評(píng)価を與えたい。彼らは事前諸葛亮（※中國(guó)では『事後諸葛亮』という言い回しがしばしば使われる。後になってさも分かっていたかのような口を利く人の意味）だ。しかし、科學(xué)は証拠を信じて重んじ、判斷を下すには依拠を示さなければならない」と語(yǔ)ったという。

記事によると、武漢警察は29日、微博（ウェイボー）の公式アカウントで、「2019年12月31日に武漢市衛(wèi)生健康部門(mén)が肺炎に関する狀況を明らかにすると、ネット上で不正確な情報(bào)を流している人がいるとの通報(bào)が寄せられた。事実確認(rèn)のため公安機(jī)関が8人に対して調(diào)査を行った結(jié)果、『X病院にはすでにSARSと診斷された人がたくさんいる』など事実と確認(rèn)できていない情報(bào)を流していたことが分かった。『中華人民共和國(guó)治安管理処罰法』の関連規(guī)定に基づくと、8人の狀況は特に軽微であるため、公安機(jī)関はそれぞれに教育?批判を行い、警告や罰金、拘留の処罰は行わなかった」と明らかにした。

記事によると、武漢市公安局は今月1日、「ネット上で事実でない情報(bào)を公表、転載し、社會(huì)に悪影響を與えた」として8人を呼び出し、法に基づき処罰したと発表していたという。（翻訳?編集/山中）