2020年2月3日、中國紙?環(huán)球時報は米メディアQuartzの記事を引用し、超突貫工事で建設(shè)された武漢市の病院の安全性について伝えた。

新型肺炎患者のための病院、中國?武漢市の「火神山醫(yī)院」は2日にほぼ完成した。工期わずか10日ほどの突貫工事だったため、記事は「中國人はなぜ大幅に工期を圧縮できたのか。こんなに速く建設(shè)して病院は本當(dāng)に安全なのか」との疑問の聲が出ていると紹介した。

建設(shè)速度について記事は、「あらかじめ作られていたモジュールが速度のポイント。工場で組み立てられた部屋をトラックで輸送し現(xiàn)場で據(jù)え付ける」と説明。この建築技術(shù)は安全だと話すドイツのエンジニアは、「あらかじめ作られた部屋は工場の管理環(huán)境で作られているので、設(shè)計士と建築士はあらゆる問題を排除することができ、すべてのモジュールについて導(dǎo)入前に連攜して作業(yè)できる」と利點を語ったという。

グローバル建築企業(yè)のHOKの醫(yī)療業(yè)務(wù)部門の主管建築士は、「中國人が過去にも大規(guī)模な疫病被害を経験しており、これが武漢の危機(jī)に対応する良い準(zhǔn)備になっていた」との見方を示し、「今世紀(jì)初頭の重癥急性呼吸器癥候群（SARS）に対応したように、大規(guī)模感染への対応において中國は多くの面で米國や他の國より進(jìn)んでいる」と語ったそうだ。

記事は、大量の労働力と十分な建築材料があるという突貫工事に有利な要素があったとはいえ、「これは中國の建設(shè)基準(zhǔn)が西洋より甘いことを意味してはいない」と指摘。深セン寶安國際空港、上海ディズニーランドなどの建設(shè)プロジェクトに參加したことのある人物は、「中國は安全を非常に重視している」「中國は2016年だけで84棟もの高層ビルを完成させるなど、長期にわたって建築プロジェクトに夢中になっていたため、建築分野で抜きん出ることになった」と主張している。

さらに、「中國人は歐米諸國と比べ、新たな建築方法を喜んで受け入れる傾向がある」と指摘?！感录夹g(shù)や技術(shù)革新に対して中國人はとても開放的で、この面で西洋とは異なる。技術(shù)者の1人としてこのような姿勢は稱賛したい」と語ったという。（翻訳?編集/山中）