2020年1月30日、観察者網(wǎng)は、新型コロナウイルスの感染が拡大している湖北省武漢市の病院に全國(guó)から寄贈(zèng)される物資の大部分が役に立たない物であると報(bào)じた。

記事は、同市の多くの病院では現(xiàn)在全國(guó)から大量の醫(yī)療用品が送られてくるものの「スタッフを悩ませているのは、寄贈(zèng)者の大部分が醫(yī)療業(yè)界用品の使用基準(zhǔn)を理解しておらず、寄贈(zèng)品の多くが醫(yī)療現(xiàn)場(chǎng)では使えないため、その処置に困っていることだ」と伝えた。

同市第5醫(yī)院では29日の午前と午後にそれぞれ寄贈(zèng)された大量の物資を受け取った。うず高く積まれた數(shù)十箱の段ボールにはマスク、ゴーグル、頭や靴のカバーなどが入っていたが、中身を見(jiàn)ると醫(yī)療用ではないマスク、スキー用のゴーグルなど、現(xiàn)場(chǎng)で使えないものが多く含まれていたという。

同醫(yī)院のスタッフは「不足しているのはN95マスクなどの醫(yī)療用品。スキー用のゴーグルも病院內(nèi)では使いようがない。物を送ってくれる気持ちはうれしく、非常に感謝しているが、使えないものを送られればそれを整理するマンパワーが必要になる」と語(yǔ)った。記事は、「病院側(cè)は無(wú)駄な仕事につながるような支援は避けてもらうことを望んでいる」と伝えた。（翻訳?編集/川尻）