2013年10月10日、豊田直巳と野田雅也の共同監(jiān)督、安岡卓治の編集で制作された「遺言?原発さえなければ?」が山形國際ドキュメンタリー映畫祭2013に出品され、今月11日午後3時から山形美術(shù)館1で上映される。

【その他の寫真】

「遺言?原発さえなければ?」は、震災(zāi)翌日から福島第一原発事故の取材に入り、被災(zāi)者に800日間密著したドキュメンタリー作品。白煙を上げ続ける福島第一原発。汚染地域に取り殘された住民。見えない敵は放射能だけではなかった。そこには隠蔽と欺瞞に覆われた日本社會の構(gòu)造が浮かび上がる。

250時間の映像を3時間45分にまとめ上げ、2部全5章で描かれる。酪農(nóng)家、農(nóng)家の人々を丹念に追いながら、苦しみの中で気づいた家族、仲間、奪われた故郷への愛、そして守るべきものが何なのかを問う。

豊田直巳（取材?撮影?共同監(jiān)督）

フォトジャーナリスト。イラクやパレスチナなどの紛爭地を巡り、人々にとっての「戦爭と平和」を?qū)懻妞溆诚瘠菆蟮馈?003年、平和?協(xié)同ジャーナリスト基金賞奨勵賞。

野田雅也（取材?撮影?共同監(jiān)督）

フォトジャーナリスト。チベットをはじめアジアの紛爭や災(zāi)害現(xiàn)場を取材。現(xiàn)在は福島や巖手県大槌町の造船所を取材。上野彥馬賞の部門?毎日新聞社賞、DAYS JAPAN國際ジャーナリズム大賞の特別賞など受賞多數(shù)。

安岡卓治（編集）

日本映畫大學(xué)教授。映畫プロデューサー。原一男監(jiān)督「ゆきゆきて、神軍」（1988）の助監(jiān)督を経て、園子溫らのインディーズ映畫を數(shù)多くプロデュース。森達(dá)也監(jiān)督「A」（1998）、「A2」では製作?撮影?編集を務(wù)め、山形國際ドキュメンタリー映畫祭特別賞?市民賞を受賞。

「遺言?原発さえなければ?」は10月11日（金）午後3時から山形美術(shù)館1にて公開。チケットはチケットぴあ、セブンイレブン、サークルK?サンクスなどで発売中。（編集/武藤）