Record China 2020年1月31日(金) 7時40分
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29日、中國中央テレビは、日本政府がチャーター機を用意して武漢から帰國した日本人について、「1人につき1臺の救急車が用意された」とのデマが中國のSNS上で拡散したと報じた。資料寫真。
2020年1月29日、中國中央テレビ(CCTV)は、日本政府がチャーター機を用意して武漢から帰國した日本人について、「1人につき1臺の救急車が用意された」とのデマが中國のSNS上で拡散したと報じた。
CCTVは、中國のSNS上で「日本が用意したチャーター機に乗って帰國した日本人206人は、1人1臺の救急車で迎えられた」との情報が流れ、「206臺の救急車が用意された」として一部のネットユーザーから「さすがは20年連続でWHO(世界保健機関)から世界最高水準の醫(yī)療と評価されている國だ」など稱賛の聲が出たことを紹介した。
その上で、「この情報は事実に反するものだった」と指摘。武漢からチャーター機で帰國した日本人は29日午前11時前に羽田空港に到著したが、同日現(xiàn)場に用意された救急車など緊急車両の臺數(shù)は全部で21臺で、拡散した情報の「救急車206臺」よりはるかに少なかったと伝えている。
記事はまた、チャーター機を手配したのは日本政府で間違いないものの、無料で搭乗できたわけではなく、利用者には1人8萬円の費用が請求されることになるとした。
新型コロナウイルスの感染拡大への日本政府の対応について、中國のネット上では不確かな情報が拡散している。これまでにも「日本から醫(yī)療隊1000人が武漢に入る」「日本では國籍に関係なく患者に無料の治療を提供する」といった事実とは異なる情報が流れ、メディアなどが「デマ」であると呼び掛けた。(翻訳?編集/川尻)
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