2020年2月3日、中國(guó)湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎が中國(guó)の他都市や海外にも拡大する中、イタリアの人々の間では中國(guó)人や中國(guó)系市民に対する嫌がらせや差別が見(jiàn)られる一方で、「中國(guó)料理を食べる」ことで中國(guó)人への差別に反対するムーブメントも起きているという。

中國(guó)のポータルサイト、今日頭條に2日掲載された記事によると、イタリアでは最近、ローマのトレビの泉の近くにあるバーが「中國(guó)人入店禁止」の貼り紙を掲示したほか、ローマの空港から市內(nèi)へ向かうバスに乗車した中國(guó)人2人がマスクをしていたため他の乗客とトラブルになったり、ミランでは中國(guó)系の女性がタクシーへの乗車を斷られたりするということが起きているという。

「中國(guó)人入店禁止」の貼り紙について報(bào)じられると、ビルジニア?ラッジ市長(zhǎng)は即座にこうした動(dòng)きを批判し、「疑心暗鬼になるのをやめ、人種差別に気をつけ、衛(wèi)生當(dāng)局の支持と意見(jiàn)に従ってほしい」と述べた。

ミラノでも、市當(dāng)局者がチャイナタウンで麺料理を試食したり、人気女優(yōu)のBarbaraさんがテレビ番組內(nèi)でフォーチュンクッキーを食べたり、マイクロソフトのイタリア人社員らがチャイナタウンで中國(guó)料理への支持と応援を表明したりするなどした。醫(yī)學(xué)ジャーナリストのRoberta氏もわざわざ中國(guó)料理店に出向いて春巻き料理を食べ、「デマを飛ばしているのは、この機(jī)會(huì)に中國(guó)料理店から客を奪おうとしている人たちかもしれない」と述べたという。（翻訳?編集/柳川）