2020年2月2日、中國(guó)メディアの中國(guó)新聞網(wǎng)は、中國(guó)を中心とする新型コロナウイルス感染拡大を受け、世界で「中國(guó)人排斥感情」が高まる中、多くの國(guó)の政府要人がこれに反対する立場(chǎng)を表明したと報(bào)じた。

記事はまず、カナダのトルドー首相が1日にトロントで行われた舊正月のイベントで、「私たちの國(guó)には、恐怖や誤報(bào)によって引き起こされる差別の場(chǎng)所はない」と述べたこと、同國(guó)のハイドゥ保健相も、米國(guó)やオーストラリアのように中國(guó)人や中國(guó)本土から來(lái)た外國(guó)人の入國(guó)を制限することはしないと明言した上で、「そのような宣言を正當(dāng)化する証拠は今のところない」と語(yǔ)ったことを紹介した。

記事はまた、シンガポールのリー?シェンロン首相が1日の舊正月のイベントで、「武漢のコロナウイルスは人種や國(guó)籍ではなく公衆(zhòng)衛(wèi)生上の緊急事態(tài)だ」「ネット上での中國(guó)人排斥は間違ったやり方であり、不安を容易に悪化させ、さらに恐怖やパニックを引き起こす可能性さえある」「中國(guó)はコロナウイルスを封じ込めるためにできる限りのことをしている。中國(guó)と他の國(guó)が協(xié)力してこの戦いに勝つと確信している」などと述べたことを取り上げた。

記事はほかにも、南アフリカのムキゼ保健相が先月31日の記者會(huì)見(jiàn)で、「われわれは世界保健機(jī)関（WHO）の勧告を指針とし、感染地への渡航や貿(mào)易を制限することはしない。パニックに陥る必要もない」と述べたことも紹介した。（翻訳?編集/柳川）