2020年2月7日、米海軍が潛水艦に小型核弾頭を?qū)g戦配備した。米國はロシアや中國などを念頭に攻撃された際に反撃できる「使える核」として小型核の開発を進(jìn)めてきた。韓國?中央日報(bào)は「事実上の戦術(shù)核」と指摘。専門家の「北朝鮮の地下施設(shè)を破壊するのに1発で十分」との見方を紹介した。

米メディアによると、米國防総省は4日、爆発力を抑えた低出力の核弾頭「W76‐2」を搭載した潛水艦発射弾道ミサイル（SLBM）を海軍が実戦配備したと発表した。これまでの核弾頭の爆発規(guī)模はTNT火薬換算で約90～100キロトンだが、W76‐2は広島に投下された原爆（約15キロトン）より威力が小さい5キロトン級とされる。米空軍が戦闘機(jī)や爆撃機(jī)などに搭載する戦術(shù)核爆弾「B61」よりも弱く、中央日報(bào)によると、21世紀(jì)軍事研究所のリュ?ソンヨプ研究委員は「W76‐2は事実上の戦術(shù)核」と評価した。

SLBMは発射から著弾までのスピードが速く、敵のミサイル防衛(wèi)網(wǎng)を突破しやすいとされる。國防総省はW76‐2の具體的な配備先を明らかにしていないが、全米科學(xué)者連盟のハンス?クリステンセン原子力情報(bào)事業(yè)所長は自身のブログで「昨年12月、ジョージア州キングスベイ海軍潛水艦基地から新型W76‐2核弾頭を搭載したオハイオ級原子力戦略潛水艦テネシーが出港した。テネシーのSLBM20発のうち1，2個(gè)がW76‐2と推定される」とコメントした。

米國は2018年2月の核戦略體制見直し（NPR）で「米國の局地核抑止能力が弱まったため、これを悪用できるという誤解を防ぐため」として、W76‐2のような低出力核弾頭の開発を予告した。SLBMはもちろん長期的にはBGM-109トマホーク潛水艦発射巡航ミサイル（SLCM）にもこの弾頭を搭載する計(jì)畫だ。

W76‐2の主な目標(biāo)はロシア。米國は昨年8月に中距離核戦力（INF）全廃條約から脫退したが、ロシアが米國の廃棄発表前、INFを巧妙な方法で破ったというのが米國の認(rèn)識(shí)だ。その一方で中央日報(bào)は目標(biāo)について、クリステンセン所長がロシア以外にも「北朝鮮とイランを含めて他の敵に使用する可能性もあるという點(diǎn)は明白と指摘した」と伝えた。

同紙は「特に北朝鮮の地下施設(shè)を破壊するにはW76‐2ほど効果的な武器はない」と説明?！副背rは6000カ所以上の地下施設(shè)を構(gòu)築している。593部隊(duì)、667部隊(duì)、744部隊(duì)など洞窟を?qū)熼T的に掘る軍部隊(duì)もある。核や大陸間弾道ミサイル（ICBM）のような戦略兵器はほとんど地下施設(shè)に隠していると推定される」と言及した。リュ?ソンヨプ研究委員は「W76‐2はバンカーバスターやGBU-43空中爆発大型爆弾（MOAB）より威力が強(qiáng)いため、北の地下施設(shè)を破壊するのに1発で十分だろう」と話したという。(編集/日向)