新型コロナウイルスによる肺炎の感染が拡大する中、自宅で過ごすことを余儀なくされた人が増えていることから、テレビの視聴率が急激に上昇し、さらには動畫配信サイトやゲーム業(yè)界も思いがけない好景気を迎えている。

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新型コロナウイルスが発生した湖北省武漢市のほかにも、中國では各地で町の封鎖が報告されており、春節(jié)（舊正月）休みを今月末まで延長している學校も多い。自宅で過ごす人の數(shù)が激増したことで、 メディアリサーチ大手?中國広視索福瑞媒介研究（CSM）のデータによると、例年ならテレビの視聴率が急激に落ち込む春節(jié)終了後も、各局はニュース番組を中心に高視聴率をキープ。全國59都市で36局の衛(wèi)星放送を?qū)澫螭摔筏俊窩SM59」調(diào)査では、平均視聴率が前年同期比で2割近くアップしている。

優(yōu)酷(YOUKU)、愛奇蕓（アイチーイー/iQiyi）、騰訊（テンセント）の3大動畫配信サイトも活況を示しており、人気ドラマ「永遠の桃花～三生三世」の続編で、騰訊が春節(jié)期間に向けて投入した「三生三世枕上書」は、先月22日の配信開始以降、異例の速さで再生回數(shù)が17億回を突破。愛奇蕓が配信する話題のドラマ「新世界」など、春節(jié)期間をターゲットにした新作ドラマはいずれも、再生回數(shù)がすでに10億回を超えている。

オンラインゲームやゲームアプリ業(yè)界も同じく特需に沸いている。騰訊游戯（テンセントゲームズ）の代表作の人気ゲーム「王者栄耀」は、春節(jié)の大みそかに當たる先月24日、1日當たりの収益が20億元（約315億円）に。昨年の春節(jié)の大みそか（2月4日）は13億元（約205億円）だったため、大幅な増収を示している。（Mathilda）