中國の月探査、語ることは多くないがやっていることは多い―米メディア

Record China    2020年2月10日(月) 7時0分

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7日、中國紙?環(huán)球時報は米デイリー?ビーストの記事を引用し、中國は月探査について多くを語ってはいないが、多くのことを行っているとする記事を掲載した。寫真は月。

2020年2月7日、中國紙?環(huán)球時報は米デイリー?ビーストの記事を引用し、中國は月探査について多くを語ってはいないが、多くのことを行っているとする記事を掲載した。

記事は、1年1カ月前に中國の月探査機が月の裏側(cè)への著陸に初めて成功したことを紹介。探査機である嫦娥4號と探査車の玉兎2號は、多くの寫真を撮り、綿花やジャガイモ、アブラナなどを栽培してイースト菌とハエの卵を育てるなどの興味深い実験を行ったが、「中國の真の計畫は科學(xué)を超越している」と伝えた。

米國海軍大學(xué)の宇宙専門家であるジョーン?ジョンソン?フリーズ氏は、「中國はアジアの科學(xué)技術(shù)のリーダーとなることを目指しており、これを?qū)g現(xiàn)する上で宇宙分野以上に明確な分野はない」と語った。

その上で記事は、米國が聲高らかに有人月面探査を目指すと宣言する中で、「中國の月探査は著実に進んでおり、発表する大膽な聲明がますます少なくなる中で、実際の成果は増え続けている」と指摘。中國國家航天局は靜かにその後の探査計畫を進めており、嫦娥5號は今年中にも打ち上げられる見込みだと伝えた。嫦娥5號は、中継衛(wèi)星を通してデータを送り返すだけの4號機と異なり、サンプルを収集して地球に持ち帰ることができるという。

米國は24年までの月面有人探査を目指しているが、「この実現(xiàn)には議會が300億ドル(約3兆3000億円)の経費を出すことが前提である」と記事は指摘。そして、「中國が有する長期的計畫と持続可能性は米國にはないもの」「米國は必要な予算が不足している」との見方があることを伝えた。

また、宇宙探査をしたいと考える國々にとって、中國のモデルは魅力的だろうと記事は紹介?!笐n慮する科學(xué)者同盟」の宇宙専門家であるGregory Kulacki氏は、「米國の指導(dǎo)的な地位が弱まるにつれ、その他の國々、特に日本とEU(歐州連合)はより獨立した行動を考え、宇宙分野で中國と協(xié)力する可能性がある」との見方を示した。(翻訳?編集/山中)

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