外交部の華春瑩報道官は7日、オンラインで記者からの質(zhì)問に応じ、「中國とアフリカの絆が、両者の仲を裂こうとする外部からのそそのかしによって壊れることはない」と強調(diào)しました。

　この度、海外メディアが米高官の話を引用して、「米國政府は、中國が科學を悪用したスパイ活動を企んでいると見なし、中國の援助により進められているアフリカ疾病予防センターの建設を止めようとしている。米國側(cè)は、中國がこの施設を利用してアフリカの大量のゲノム情報を盜み取ろうとしているのだと主張している」と報じました。

　これについて、華報道官は「根拠のない無茶な話だ。自己中心的な一部の米國側(cè)の人間の言いぐさだ」と示した上で、「2014年のエボラ出血熱の流行では、アフリカの公衆(zhòng)衛(wèi)生體制の脆弱性があらわになった。そのため、アフリカは國際社會の援助を受けて公衆(zhòng)衛(wèi)生予防センターを建設することを決めた。これに応える形で、中國は翌年の2015年から、この施設の體制や能力を構築する事業(yè)に參與している。2016年にはアフリカ疾病予防センター建設の共同援助について米國と覚書に調(diào)印し、『アフリカ側(cè)による提起、同意、主導』という協(xié)力の原則を踏まえることで合意した。それ以來、雙方が派遣した専門家たちが顧問役となって技術的サポートをしている」と指摘しました。

　華報道官はさらに、「中國とアフリカの絆は試練を乗り越えて結(jié)ばれたもので、一部の人間からのそそのかしによって壊れるものではない」と強調(diào)しました。（提供/CRI）