2013年10月16日、華字メディア?明鏡新聞は中國(guó)の航空業(yè)界について、世界最大で最も近代化された國(guó)際空港を擁しているものの、フライトの遅れやサービスの悪さなどが突出していると報(bào)じた。

【その他の寫(xiě)真】

中國(guó)は世界最大で最も近代化された國(guó)際空港を擁しているが、フライトの定刻運(yùn)航率は世界最低である。中國(guó)では今年、フライトの度重なる遅れやグランドスタッフの対応の悪さなどに対して激怒する乗客たちを指す「空怒族」という新語(yǔ)さえ誕生した。

米フライト情報(bào)サイト?Flight Statsの13年7月のデータによると、世界35カ所の國(guó)際空港のうち、定刻運(yùn)行率が最も低い空港は北京首都國(guó)際空港（定刻離陸率18．3％）で、続いて上海虹橋國(guó)際空港（同23．5％）だった。一方、定刻運(yùn)行率が最も高かったのは羽田空港（同95．04％）で、続いて成田空港（同86．38％）だった。定刻運(yùn)行率の最も低い航空會(huì)社10社のうち、中國(guó)の航空會(huì)社が8社を占める結(jié)果となっている。

こうした狀況に対し、中國(guó)民用航空局空管局運(yùn)行管理センターは今年7月、北京や広州、上海など中國(guó)國(guó)內(nèi)8カ所の空港について、悪天候などを除き、離陸制限を受けない措置を採(cǎi)用すると発表した。

しかし、この措置に対して、外部からは「地上で離陸を待たない代わりに空中で時(shí)間調(diào)整することになり、より危険だ」「中國(guó)の航空領(lǐng)域を管理しているのは人民解放軍空軍であり、実際には空軍が決定権を握っている」などの聲が上がり、民用航空局の「定時(shí)離陸宣言」はパフォーマンスに過(guò)ぎないとの批判が起きた。

航空専門(mén)家はフライトの遅れが常態(tài)化していることについて、「空軍の厳格な管制が空の渋滯を招いているだけでなく、所得水準(zhǔn)の上昇や航空チケットの安さなどによる搭乗需要の倍増などが原因」と分析する。

また、中國(guó)各地の空港で頻繁に発生する航空會(huì)社と乗客のトラブルについては、「フライト遅延の常態(tài)化やグランドスタッフのサービス?対応の悪さ、乗客の態(tài)度の悪さなどに起因している」と話している。（翻訳?編集/HA）