2013年10月17日、中國(guó)國(guó)営?新華社通信（電子版）は、江蘇省南京市の季建業(yè)（ジー?ジエンイエ）市長(zhǎng)が重大な規(guī)律違反の疑いで、汚職や黨員の腐敗を取り締まる共産黨中央規(guī)律検査委員會(huì)の調(diào)査を受けていると伝えた。季氏は金銭に絡(luò)む不正で調(diào)査されているという。

中國(guó)では、習(xí)近平（シー?ジンピン）指導(dǎo)部の発足以來(lái)、汚職や腐敗官僚を取り締まる大規(guī)模な「トラ狩り」が進(jìn)められている。そんな中、元重慶市トップ?薄熙來(lái)（ボー?シーライ）氏の汚職事件に続き、再び地方都市のトップが失腳することになりそうだ。

季氏は江蘇省揚(yáng)州市書(shū)記を務(wù)めていた當(dāng)時(shí)から、大規(guī)模な都市建設(shè)事業(yè)を進(jìn)めており、特定の建設(shè)會(huì)社との癒著がかねてより疑われていた。

南京市の副市長(zhǎng)になると、季氏は道路?インフラ整備などの工事を大量に推し進(jìn)め、市の深刻な環(huán)境汚染を招いただけでなく、街路樹(shù)の梧桐（アオギリ）の伐採(cǎi)では、市民による大規(guī)模な抗議活動(dòng)も発生した。加えて、ホテルのスイートルームで仕事をしているとの指摘を受けるなど、季氏の4年の在任期間で、市民の抗議の聲が途絶えることはなかった。

南京市地元メディアの関係者によると、季氏の汚職額は2000萬(wàn)元（約3億2000萬(wàn)円）以上だという。季氏の汚職が発覚したのは、江蘇省の內(nèi)裝関係大手上場(chǎng)企業(yè)?金螳螂の社長(zhǎng)が政府上層部の汚職に関與しているとの疑いで、連行されたことに関係しているようだ。揚(yáng)州市書(shū)記時(shí)代、季氏は金螳螂に発注などで便宜を図り、揚(yáng)州市の地元業(yè)者の不満を買(mǎi)っていた。市內(nèi)のホテル?病院?分譲マンションの內(nèi)裝はほぼ金螳螂が請(qǐng)け負(fù)っていたという。金螳螂の社長(zhǎng)は季氏とは親しい間柄で、南京市と揚(yáng)州市の多くの工事に絡(luò)んでいるだけでなく、國(guó)有企業(yè)の下請(qǐng)けを引き受けることも多く、常に數(shù)億単位のお金が動(dòng)いていた。

季氏は16日午前に當(dāng)局に連行され、北京市で取り調(diào)べを受けている。

季建業(yè)：1957年1月、江蘇省出身。江蘇省崑山市委員會(huì)書(shū)記、揚(yáng)州市市長(zhǎng)?市委員會(huì)書(shū)記などを経て、2010年1月21日に南京市市長(zhǎng)に就任。（翻訳?編集/XC）