2013年10月18日、中國(guó)中央テレビは、福島第1原発の汚染水流出問(wèn)題への憂慮から、韓國(guó)政府が先ごろ記者団を組織し、日本の原発汚染度について現(xiàn)地取材を行ったと伝えた。

韓國(guó)テレビ局KBSの記者が、日本の大學(xué)の研究員とともに放射性物質(zhì)の実地検査を行った。東京灣內(nèi)の7カ所の海底から泥のサンプルを採(cǎi)取し検査したところ、すべてのサンプルから1キロ當(dāng)たり100ベクレルを超える放射性物質(zhì)が検出された。これは、國(guó)際法で定められている原子力発電所の排水基準(zhǔn)値「90ベクレル以下」を上回る數(shù)値である。

さらに、福島第1原発から700メートルの地域の土壌サンプルからは1キロ當(dāng)たり4萬(wàn)ベクレルの放射性物質(zhì)が検出され、100キロ以上離れた仙臺(tái)港のサンプルからも1キロ當(dāng)たり2000ベクレルが検出された。いずれも韓國(guó)の基準(zhǔn)を大幅に上回る結(jié)果だった。

日本の安倍晉三首相は9月の國(guó)際オリンピック委員會(huì)（IOC）の総會(huì)で五輪招致の応援演説をした際、福島の汚染水の影響は0．3平方キロメートル以內(nèi)にコントロールされていると発言した。しかし、韓國(guó)の記者の調(diào)査では、原発の汚染レベルは日本政府の発表をはるかに超えている。（翻訳?編集/北田）