2020年2月15日、米華字メディアの多維新聞は、世界保健機(jī)関（WHO）の進(jìn)藤奈邦子シニアアドバイザーが14日、新型コロナウイルス感染癥について、日本の狀況に懸念を示した一方で、中國湖北省武漢市の狀況については、「トンネルの先に光が見えてきた」と述べたと報(bào)じた。

多維新聞が日本メディアの報(bào)道を引用して伝えたところによると、感染癥対策の専門家として知られる進(jìn)藤氏は14日、日本環(huán)境感染學(xué)會の緊急セミナーで講演し、「中國湖北省武漢市では患者の発生數(shù)に減少の傾向がみられるようになり、トンネルの先に光が見えてきた。今、世界中が心配しているのは日本。踏ん張ってほしい」と訴えた。

進(jìn)藤氏は、和歌山県湯淺町の済生會有田病院で醫(yī)師と患者の感染が分かったことにも觸れて、來院者の感染チェックなど、醫(yī)療機(jī)関の態(tài)勢を再點(diǎn)検して拡大連鎖を食い止めるべきだとした。

和歌山県では、済生會有田病院に勤務(wù)する50代の外科醫(yī)が新型コロナウイルスに感染したことが13日に確認(rèn)されたのに続き、70代の農(nóng)業(yè)を営む男性の感染も確認(rèn)された。県內(nèi)での感染者の確認(rèn)は2人目。この男性は13日、済生會有田病院に一時(shí)入院していた。

進(jìn)藤氏は新型コロナウイルスについて、「感染力は季節(jié)性インフルエンザよりも強(qiáng)いというデータがある。癥狀の軽い患者では、ウイルスが最も排出されやすいのは発癥から3～4日」と話している。（翻訳?編集/柳川）