韓國映畫「パラサイト」はなぜ世界で受けたのか―中國メディア

Record China    2020年2月21日(金) 20時40分

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19日、文匯報は、仏カンヌ國際映畫祭と米アカデミー賞の両方で複數(shù)の賞を獲得する快挙を成し遂げた韓國映畫「パラサイト」が世界的にヒットした理由を考察する記事を掲載した。寫真は同作品の宣伝素材。

2020年2月19日、文匯報は、仏カンヌ國際映畫祭と米アカデミー賞の両方で複數(shù)の賞を獲得する快挙を成し遂げた韓國映畫「パラサイト」が世界的なヒットにつながった理由を考察する記事を掲載した。

記事は同作品について、2013年に「スノーピアサー」で世界から注目されるようになったポン?ジュノ(奉俊昊)監(jiān)督の集大成的な作品であることは間違いないとしたうえで、「これまでのボン監(jiān)督の映畫が持つテイストを混ぜ込むとともに、現(xiàn)実の中にSF性を、パロディーの中に絶望を盛り込んでおり、全ての要素がいい具合にコントロールされている」と評価。全體的にはかなり腳色され、象徴性に富んだ印象ではあるが、その一方で非常に綿密なリアリズムの手法が用いられているため、「ストーリーはウソっぽいが、よく見ると全くあり得ない話ではない」という中身に仕上がっているとした。

また、これまで人類の社會格差に焦點を當て続けてきたポン監(jiān)督が、今回の作品によって「かつてないほどの思想の深みに達した」とも解説?!弗攻惟`ピアサー」で見られた貧富間の対立とは一線を畫し、貧富間の依存性を描き出すことで、その背景にある「エリートにふさがれ、貧者は永遠に運命を変えられない絶望的な現(xiàn)実」をあぶりだすことに成功したと伝えている。

そして、以前はさまざまなテーマを扱ってきたポン監(jiān)督が近年貧富格差にテーマを絞っているのは、2008年の世界金融危機で大きな打撃を受けた韓國で生きるポン監(jiān)督の憂慮が非常に深いからだとしたうえで、「パラサイト」の世界的ヒットも同作品で描かれている貧富格差問題が「韓國のものであると同時に、世界のもの」であり、多くの観客が身近さを覚え、共感したからだと分析した。(翻訳?編集/川尻

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