シリーズ最新作となる「007/ノー?タイム?トゥ?ダイ」について、4月に予定されていた北京プレミアが新型コロナウイルスの感染拡大の影響で中止されたことが分かった。

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タイムズ紙をはじめ、複數(shù)の英メディアがこのほど報じたもの。4月10日から全米公開される「007」シリーズ最新作の「007/ノー?タイム?トゥ?ダイ」は、4月に北京プレミアを開催し、主演のダニエル?クレイグも參加が決まっていた。しかし、中國で新型コロナウイルスによる肺炎の感染が拡大している狀況から、急きょ中止を決めたことが明らかに。現(xiàn)在、中國では大都市を中心に映畫館が閉鎖狀態(tài)にあるが、「007」の関係者によると、4月に映畫館が再開しても中國で宣伝活動を行うことはないという。

前作の「007 スペクター」（2015年）は中國大陸だけで興行収入5億4000萬元（約85億円）をあげており、最新作にとって中國は最も重要な海外市場だった。

中國では國內(nèi)外の新作映畫が全て、公開時期が未定の狀態(tài)に陥っている。2～3月に公開予定だった「ジョジョ?ラビット」や「マリッジ?ストーリー」、「ストーリー?オブ?マイライフ/わたしの若草物語」や「ソニック?ザ?ムービー」といった話題作はどれも公開が無期限延期となっている。

中國の女優(yōu)リウ?イーフェイ（劉亦菲）をヒロインに起用したことで、中國での大ヒットが見込まれるディズニー実寫映畫「ムーラン」は、3月末に全米公開されるが、中國での封切りは未定。歐米各國で先に上映した場合、海賊版が出回る可能性が高いため、深刻な打撃を受けることも予想されている。（Mathilda）