2020年2月17日、環(huán)球網(wǎng)は、春節(jié)の前後に拡大した中國の新型コロナウイルスにより、日本や韓國、歐州の自動(dòng)車メーカーが部品不足に苦しんでいると報(bào)じた。

記事は、新型ウイルスの影響で最初に生産停止に追いやられたのは韓國の現(xiàn)代自動(dòng)車で、4日に部品不足を理由に韓國國內(nèi)の工場での一時(shí)生産停止を発表、7日より生産がストップしたほか、起亜自動(dòng)車も韓國での生産ペースを落としたと紹介。生産停止により莫大（ばくだい）な損失が出ることから、韓國政府が中國の自動(dòng)車部品輸入手続きを簡素化させる緊急指示を出し、これにより現(xiàn)代自動(dòng)車の工場は17日に生産再開の見通しが立ったとしている。

また、日本でも福岡県苅田町にある日産の九州工場が14日、中國からの部品供給難を理由に17日より1週間生産をストップすることを明らかにしたと伝えた。さらに、日本メーカーの中國工場にも影響が出ており、湖北省が企業(yè)の生産活動(dòng)停止を20日まで延長する規(guī)定を打ち出したことでホンダの武漢工場が生産再開を24日以降に遅らせたこと、同省にある日産の工場も20日以降、湖南省にある三菱自動(dòng)車工場も27日以降に生産再開がずれ込む見通しだと紹介した。

そのうえで、中國の自動(dòng)車業(yè)界アナリスト鐘師（ジョン?シー）氏が「世界の自動(dòng)車メーカーが生産管理を精細(xì)化し、部品の在庫を極力少なくしていることが、今回の『供給危機(jī)』を引き起こした大きな要因になった」と分析する一方、湖北省を除く工場はすでに続々と生産を再開していることから中國製自動(dòng)車部品の供給不足は一時(shí)的なものにとどまるとの見方を示している。（翻訳?編集/川尻）